2018年02月16日
北海道・東北 H28-026
鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の代表的な配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。
1. スコポラミン臭化水素酸塩は、内耳にある前庭と脳を結ぶ神経(前庭神経)の調節作用のほか、内耳への血流を改善する作用を示す。
2. メクリジン塩酸塩は、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが遅く持続時間が短い。
3. ジフェニドール塩酸塩は、脳に軽い興奮を起こさせて平衡感覚の混乱によるめまいを軽減させるほか、乗物酔いに伴う頭痛を和らげる作用も期待される。
4. プロメタジンを含む成分には、外国において乳児突然死症候群や乳児睡眠時無呼吸発作のような致命的な呼吸抑制を生じたとの報告があるため、15歳未満の小児では使用を避ける必要がある。
〜解答・解説〜
1.誤 これはジフェニドール塩酸塩の記述。
2.誤 他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが遅く持続時間が長い。
3.誤 これはカフェインやジプロフィリンなどキサンチン系成分の記述。
4.正
1. スコポラミン臭化水素酸塩は、内耳にある前庭と脳を結ぶ神経(前庭神経)の調節作用のほか、内耳への血流を改善する作用を示す。
2. メクリジン塩酸塩は、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが遅く持続時間が短い。
3. ジフェニドール塩酸塩は、脳に軽い興奮を起こさせて平衡感覚の混乱によるめまいを軽減させるほか、乗物酔いに伴う頭痛を和らげる作用も期待される。
4. プロメタジンを含む成分には、外国において乳児突然死症候群や乳児睡眠時無呼吸発作のような致命的な呼吸抑制を生じたとの報告があるため、15歳未満の小児では使用を避ける必要がある。
〜解答・解説〜
1.誤 これはジフェニドール塩酸塩の記述。
2.誤 他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが遅く持続時間が長い。
3.誤 これはカフェインやジプロフィリンなどキサンチン系成分の記述。
4.正
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