世界的株高の終焉が近い?
今月行われたFOMCの内容は国際金融に
大きな影響力を持つ内容となっています
金融緩和の縮小、いわゆる
テーパリングが2021年中に前倒しとなる
可能性がかなり強まってきたました
ここ数年までは
各国の中央銀行の金融緩和が続いている
カネ余りの適温相場が続いていました。
ですから、世界的なコロナ禍で
ビジネスが厳しいと言われつつも
世界的には株高が続いていましたが、
この状況の終わりが見えつつあります。
余った金は結局富裕層に行っているようですが
加えて、その流れにトドメを差しそうなのが中国です。
中国恒大(恒大集団)の話が表面化してきました。
9/20にはハンセン指数が大幅に下落し、
市場関係者は大きな警戒感を頂いています。
恒大集団の債務、未だ支払われず
タカ派的だったFOMCに遅れて反応したのか、
米長期金利が急上昇、
1.44%を示現し、ドル円が堅調推移となりました
クロス円も同様に堅調。
しかるに、
恒大集団が支払わなければならない
23日期限の米ドル8400万ドルが
未だに支払われていないようです
中国当局は支払いして
倒産を避けるようにと支持していると
ブルームバーグは報じていましたが
状況は混沌としています
恒大集団がどのような形で終わるのかわかりませんが
政府主導で国営企業に吸収させる
という案を市場は信じていますが
債務が消えるわけではありません
誰かが損失を被らなければなりません
そして今夜の中国当局の仮想通貨への締め付け
そこまでやるかということを当局はしてきます
恒大集団も想定外の結果に終わるかもしれません
米国株のリバウンドを見て
リスクオンになっていますが
危険に感じます10月に暴落が来るかもしれません。