2023年04月05日
オーツミルクと代替卵
【オーツミルク×コーヒーの相性は?おすすめ商品や作り方もご紹介】
オーツミルクとコーヒーって相性いいの?
最近オーツミルクが人気だよね
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
最近スターバックスなどでもよく聞く「オーツミルク」ですが、話題になっている背景にはきちんと理由があります!
今回は「オーツミルク」が注目される理由や栄養素を解説していき、コーヒーとの相性についてお話していきます。
おすすめの商品や作り方も参考にしてみてください!
この記事の結論
オーツミルクとはオーツ麦から作られる植物性ミルク
オーツミルクが注目される理由は大きく3つ
オーツミルクとコーヒーの相性は抜群だが、合わせる際にはメリットとデメリットがある
おすすめのオーツミルクコーヒーの割合はコーヒー:オーツミルク=2:3
本記事を監修する専門家
コーヒー豆研究所 げんた
げんた
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
続きはこちら
それでは早速見ていきましょう!
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タップできる目次
オーツミルクとは?
アーモンドミルクや豆乳との違い
オーツミルクが注目される理由
効果・効能
植物性ミルクへの関心の高まり
環境に優しい
オーツミルクとコーヒーの相性
他の植物性ミルクとの違い
コーヒーと合わせる際のメリット・デメリット
オーツミルク商品の違い
オーツミルクコーヒーおすすめの作り方
おすすめはコーヒーとオーツミルクを2:3の割合で作る
料理にも使える
【コーヒーと相性抜群】オーツミルクのおすすめ商品7選!通販でも買える
1. コーヒーのために作られたオーツミルク「MINOR FIGURES(マイナーフィギュアズ) 有機バリスタオーツミルク」
もっと見る
オーツミルクとは?
オーツミルクとは?
オーツミルクとは、オーツ麦を主成分とした植物由来のミルクのことです。
大豆からなる豆乳が「第2のミルク」と呼ばれるのに対し、アーモンドミルクと同様に「第3のミルク」と呼ばれています。
オーツ麦と聞くと、ダイエット食でも人気の「オートミール」を思い浮かべる方も多いと思います。
オートミールは食べる際に水や牛乳でふやかす手間があり、その点オーツミルクは飲むだけでオーツ麦の栄養素を摂ることができるという利点があります。
アーモンドミルクや豆乳との違い
動物性ミルクである牛乳に対し、植物性ミルクの中には他にアーモンドミルクや豆乳などが含まれます。
同じ植物性ミルクでも種類によって含まれる栄養素や味がそれぞれ変わってきます。
中でも含まれる栄養素を比較した表は以下の通りです。
各項目で数値が最も高いものを赤色、低いものを青色に色分けしています。
栄養素(100mlあたり) オーツミルク 牛乳 無調整豆乳 アーモンドミルク
カロリー(kcal) 30 61 51 24
脂質(g) 0.2 3.8 3 1.7
炭水化物(g) 5.5 4.8 1.9 1.3
カルシウム(mg) 0 110 13 0
コレステロール(mg) 0 12 0 0
参照:マルサンアイ公式HP
上記の表からオーツミルクは脂質が低く、炭水化物(糖質+食物繊維)が多く含まれることが分かります。
栄養素のバランスを重視する場合は豆乳、カロリーを抑えたい場合はアーモンドミルク、カロリーは抑えつつ炭水化物を摂りたい場合はオーツミルクを選ぶなど特徴から選択すると良いでしょう。
味の比較については本記事内「オーツミルクとコーヒーの相性」でまとめています。
オーツミルクが注目される理由
オーツミルクが注目される理由
では、なぜオーツミルクが注目されるようになったのでしょうか?
ここからはオーツミルクが注目される理由を以下の3つのポイントに分けてお話していきます。
効果・効能
植物性ミルクへの関心の高まり
環境に優しい
詳しくみていきましょう!
効果・効能
オーツミルクの最大の特徴は、食物繊維(βグルカン)を豊富に含んでいることです。
βグルカンとは水溶性の食物繊維で腸内環境を整え、血糖値を上げにくくするなどの効果※が期待できます。
また、他に脂質の代謝を助けるビタミンB2や健康な骨を維持するために必要なビタミンD2※が含まれており、市販の商品ではこれらの栄養素を添加し、栄養素を強化しているものもあります。
※参考:大塚製薬HP、大塚製薬 栄養素カレッジ
植物性ミルクへの関心の高まり
近年、動物性のものを食べないヴィーガン志向の増加や牛乳よりもカロリーが低いなどの理由から植物性ミルク全体に関心が高まってきました。
中でもオーツミルクはアレルギーの原因となる乳、大豆、ナッツ、グルテンなどを含まず、乳糖不耐症の人でも飲むことができるため、幅広く愛飲者が増えていると考えられています。
環境に優しい
オーツミルクは他の植物性ミルクと比べても、栽培にかかる水資源の使用量が少ないのが特徴です。
環境負荷の観点から見ると、植物性ミルクは動物性ミルクに比べ、栽培に大量の温室効果ガスが排出されないことや土地の利用面積が比較的小さく済む※のが利点です。
しかし、同じ植物性ミルクのアーモンドミルクでは、栽培に多くの水を使用します。
オーツミルクでは、そうした水資源への負荷も極めて少なく牛乳の1/15、アーモンドミルクの1/8の量で栽培する※ことができ、植物性ミルクの中でも特に環境に優しいミルクと言えます。
※参考:2018年Science誌論文
オーツミルクとコーヒーの相性
オーツミルクとコーヒーの相性
様々な特徴を持つオーツミルクですが、実はコーヒーとの相性は抜群です。
ここからは主にコーヒーとオーツミルクの相性に注目してお話していきます。
他の植物性ミルクとの違い
他の植物性ミルクと比較した味わいの特徴は以下の通りです。
オーツミルク
オーツミルク
オーツ麦の甘みがあるがすっきりとしてクセが少なく、比較的牛乳に近いクリーミーさがある
ソイミルク
ソイミルク
大豆の特徴的な風味があり、牛乳ほどのコクは無いがクリーミー
アーモンドミルク
アーモンドミルク
アーモンドの香ばしさが際立つが、ソイミルクほどのクセはなく、そのままでも飲みやすい
オーツミルクの味わいは植物性ミルクの中で比較的クセがなく、すっきりとしています。
また、オーツ麦自体に甘みがあり適度な甘さもあります。
牛乳に近いクリーミーさやコクも楽しめるため、初めてコーヒーと植物性ミルクを合わせて飲む方にもおすすめです。
コーヒーと合わせる際のメリット・デメリット
家庭で市販のオーツミルクをコーヒーと合わせて飲む際に、知っておきたいメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット デメリット
〇牛乳に匹敵するクリーミーさがある
〇オーツ麦の自然な甘みと合う
〇温めても分離しにくい △風味が強いものや甘みが強いものがあり、コーヒーの風味が負けてしまう
△牛乳のような泡立ちはしにくい
△比較的価格が高い
最近では、オーツミルクがスーパーや通販で簡単に購入できるようになりましたが、商品によって風味や味の違いが大きく、コーヒーと合わせるよりもそのまま飲むことに適している商品もあります。
そのまま飲むことに適している商品には、オーツミルクを使用したミックス飲料やオーツ麦本来の甘さを特別な方法で引き出し、風味が強くなっているものがあります。
有機JAS認証のマークを知っておこう
有機JAS認証
また、有機JAS認証※がされていると化学物質を全く含まない(オーガニックである)ため、自然な美味しさを楽しめる1つの指標になるでしょう。
有機JAS認証とは、農林水産省が認める農薬や化学肥料などの化学物質に頼らず、自然界の力で作られたものにされる認証で以下のようなマークが付けられています。
オーツミルク商品の違い
上記のメリット、デメリットを踏まえ、コーヒーと合わせる際に押さえたいオーツミルク商品ごとの違いは以下の3つです。
ミックス飲料でない、砂糖不使用のもの
バリスタ用の商品
価格
ミックス飲料でない、砂糖不使用のもの
コーヒーと合わせる場合、具体的な基準としてミックス飲料でない、砂糖不使用のものを選ぶと良いでしょう。
オーツミルク商品の中には、そのまま飲むことに適したミックス飲料があり、そうした商品には野菜や果物がミックスされているため、コーヒーの風味とぶつかってしまう恐れがあります。
また、砂糖不使用を選ぶことをおすすめする理由は、記載のないものに比べると比較的自然な甘みを楽しむことができるためです。
オーツ麦自体が甘みを持つため、甘みが引き出されている商品よりも自然な甘みを楽しめる商品の方がコーヒーとの相性が良いです。
バリスタ用の商品
商品名にバリスタ用と入っている商品などのバリスタが使うよう作られているオーツミルクは、そうでないものに比べ、ミルクの泡立ちが比較的しやすいです。
牛乳ほどの泡立ちは期待できませんが、ラテアートで使うことも考えて作られているので、少しでもふわふわの泡を楽しみたいという方は押さえたいポイントです。
価格
家庭でオーツミルクを飲む際にネックとなる価格ですが、オーツミルクの相場は1000mlのパック1本あたり¥350〜700のため、およその中間である\500未満/1本が1つの基準になります。
牛乳の1000mlのパック1本あたりの相場は\200ほどなので、やはり牛乳の代替品と考えると高価です。
特にバリスタ用や外国の商品ではより高価になっているため、価格には注意が必要です。
オーツミルクコーヒーおすすめの作り方
オーツミルクコーヒーおすすめの割合
オーツミルクとコーヒーの相性や商品を選ぶ際のポイントをお話ししましたが、実際オーツミルクコーヒーはどの割合が良いのでしょうか?
実際に試した結果をお話ししていきます!
おすすめはコーヒーとオーツミルクを2:3の割合で作る
オーツミルクコーヒー割合
実際に作った画像
コーヒーをオーツミルクで割る際には、牛乳でカフェオレを作る割合と同様で問題ありませんが、初めて作る際には目安があると分かりやすいかと思います。
そこで今回おすすめする割合はコーヒー :オーツミルク=2:3です。
濃いめに淹れたコーヒーより少し多めにオーツミルクを入れると甘みとコーヒーの香りをどちらも楽しめます。
この作り方を参考にしながら、お好きな割合にアレンジし楽しんでみてください!
甘みが物足りない場合には、ハチミツで甘さをプラスするのもおすすめです。
料理にも使える
オーツミルクの特徴として、牛乳に近いクリーミーさとクセの少なさがあります。
そのため、牛乳の代わりとして料理に使用するのもおすすめです!
また、甘みも適度にあるのでお菓子づくりでの使用にも適しています。
https://coffee.ooaks.co.jp/oats-milk-coffee
【最近よく聞く「代替卵」って何?】
スーパーの店頭に並ぶ卵パックの価格、本当に高くなりましたよね。ファミリーレストランでは卵を使ったメニューがなくなる事態にもなっています。そうしたなか、「代替卵」というものをよく聞くようになりました。いったいどんなものなの?取材にあたった西潟茜子記者教えて!
代替卵って卵じゃないけど卵のような食べ物?
代替卵は卵の代用品で、豆乳などの植物性原料を使って卵の風味や食感などを再現した食品なんです。
液卵に似せた形で加工品の原材料に使ったり、オムレツに似せた完成品のような食品もあります。
西潟記者
じゃあ、いま高騰したり供給不足になったりしている卵の代わりになるのかな?
一概にはいえないんですよ。
卵は物価の優等生と言われるほど低価格、安定供給を実現してきたから、それと比べると代替卵はもともと卵よりも価格が割高なんです。
これまでは食物アレルギーのある人や、食事制限をしている人、動物性食品を避けるビーガンなどの人たち向けに作られてきました。
西潟記者
でも、卵の価格が高すぎたり、手に入りにくくなったりすれば、代替卵はもっと広がるのかな?
そうなるかもしれませんね。
代替卵を手がけている東京のベンチャー企業の代表に取材すると、こんなことを話していました。
UMAMI UNITED JAPAN 山崎寛斗社長
「これまではアレルギーやビーガンの人たち向けでしたが、今年に入ってからは99%が卵の価格高騰や供給不足に悩む食品関連企業や飲食店からの問い合わせや相談になっています」
西潟記者
レストランで卵料理のメニューがなくなるのは、たしかに避けたいよね。
ただ、代替卵への注目は、これだけでないんですよ。
先日、大手食品メーカーのキユーピーが卵などの動物性原材料を使わない植物由来の食品事業を大幅に強化すると発表したんです。
この会社、マヨネーズの原料などに使う卵の量は、国内生産量の1割にのぼっているんですよ。
西潟記者
すごいね!卵をたくさん使う会社がどうして卵を使わない食品事業を強化するの?
それは、消費者の意識の変化があるんです。
「エシカル消費」と呼ばれている消費行動で、環境問題や社会問題に配慮した商品をあえて選んで買うという消費者が増えてきているんです。
西潟記者
僕も脱プラスチックのために、紙のストローを使うカフェを利用するようにしているよ。
それもエシカル消費だね。
そうですね。
代替卵や代替肉のような植物由来の食品を選ぶことは、将来の食料危機やアニマルウエルフェア(動物福祉)を考慮したエシカル消費になるんです。
ほかにも、毛皮や皮革ではなく、フェークファーや人工皮革を使ったファッションを選んだり、フェアトレードと呼ばれる途上国を先進国が搾取しない取引によって調達したコーヒー豆を使うのもエシカル消費なんですよ。
西潟記者
エシカル消費は、その商品を作る企業の取り組みにも注目しているんだね。
エシカル消費は、社会貢献の取り組みと、実際に商品を購入する経済の側面が組み合わさっています。
消費者の行動が企業の取り組みを促し、企業の価値も向上していく。
経済を回していく1つの手段とも言えますね。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/sakusakukeizai/20230310/581/
<コメント>
私は珈琲党なのですがラテを飲むのに牛乳を使っていたのですが、昨今の牛乳の値上がりで代替え品を探していました。まだまだ割高ですがオーツミルクを牛乳の代替え候補に挙げておきます。
同様に卵も価格高騰で貴重品に成りつつあります。代替卵は野菜と豆類から作られているので栄養素が全く違うのですが、食味と食感は卵の様です。
牛乳も卵も食べられるうちは食べ続けますが、時代の流れで動物性の食材は口にし辛くなるのでしょうから日本の伝統【精進料理】を覚えるのも良いかもしれません。
オーツミルクとコーヒーって相性いいの?
最近オーツミルクが人気だよね
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
最近スターバックスなどでもよく聞く「オーツミルク」ですが、話題になっている背景にはきちんと理由があります!
今回は「オーツミルク」が注目される理由や栄養素を解説していき、コーヒーとの相性についてお話していきます。
おすすめの商品や作り方も参考にしてみてください!
この記事の結論
オーツミルクとはオーツ麦から作られる植物性ミルク
オーツミルクが注目される理由は大きく3つ
オーツミルクとコーヒーの相性は抜群だが、合わせる際にはメリットとデメリットがある
おすすめのオーツミルクコーヒーの割合はコーヒー:オーツミルク=2:3
本記事を監修する専門家
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げんた
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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タップできる目次
オーツミルクとは?
アーモンドミルクや豆乳との違い
オーツミルクが注目される理由
効果・効能
植物性ミルクへの関心の高まり
環境に優しい
オーツミルクとコーヒーの相性
他の植物性ミルクとの違い
コーヒーと合わせる際のメリット・デメリット
オーツミルク商品の違い
オーツミルクコーヒーおすすめの作り方
おすすめはコーヒーとオーツミルクを2:3の割合で作る
料理にも使える
【コーヒーと相性抜群】オーツミルクのおすすめ商品7選!通販でも買える
1. コーヒーのために作られたオーツミルク「MINOR FIGURES(マイナーフィギュアズ) 有機バリスタオーツミルク」
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オーツミルクとは?
オーツミルクとは?
オーツミルクとは、オーツ麦を主成分とした植物由来のミルクのことです。
大豆からなる豆乳が「第2のミルク」と呼ばれるのに対し、アーモンドミルクと同様に「第3のミルク」と呼ばれています。
オーツ麦と聞くと、ダイエット食でも人気の「オートミール」を思い浮かべる方も多いと思います。
オートミールは食べる際に水や牛乳でふやかす手間があり、その点オーツミルクは飲むだけでオーツ麦の栄養素を摂ることができるという利点があります。
アーモンドミルクや豆乳との違い
動物性ミルクである牛乳に対し、植物性ミルクの中には他にアーモンドミルクや豆乳などが含まれます。
同じ植物性ミルクでも種類によって含まれる栄養素や味がそれぞれ変わってきます。
中でも含まれる栄養素を比較した表は以下の通りです。
各項目で数値が最も高いものを赤色、低いものを青色に色分けしています。
栄養素(100mlあたり) オーツミルク 牛乳 無調整豆乳 アーモンドミルク
カロリー(kcal) 30 61 51 24
脂質(g) 0.2 3.8 3 1.7
炭水化物(g) 5.5 4.8 1.9 1.3
カルシウム(mg) 0 110 13 0
コレステロール(mg) 0 12 0 0
参照:マルサンアイ公式HP
上記の表からオーツミルクは脂質が低く、炭水化物(糖質+食物繊維)が多く含まれることが分かります。
栄養素のバランスを重視する場合は豆乳、カロリーを抑えたい場合はアーモンドミルク、カロリーは抑えつつ炭水化物を摂りたい場合はオーツミルクを選ぶなど特徴から選択すると良いでしょう。
味の比較については本記事内「オーツミルクとコーヒーの相性」でまとめています。
オーツミルクが注目される理由
オーツミルクが注目される理由
では、なぜオーツミルクが注目されるようになったのでしょうか?
ここからはオーツミルクが注目される理由を以下の3つのポイントに分けてお話していきます。
効果・効能
植物性ミルクへの関心の高まり
環境に優しい
詳しくみていきましょう!
効果・効能
オーツミルクの最大の特徴は、食物繊維(βグルカン)を豊富に含んでいることです。
βグルカンとは水溶性の食物繊維で腸内環境を整え、血糖値を上げにくくするなどの効果※が期待できます。
また、他に脂質の代謝を助けるビタミンB2や健康な骨を維持するために必要なビタミンD2※が含まれており、市販の商品ではこれらの栄養素を添加し、栄養素を強化しているものもあります。
※参考:大塚製薬HP、大塚製薬 栄養素カレッジ
植物性ミルクへの関心の高まり
近年、動物性のものを食べないヴィーガン志向の増加や牛乳よりもカロリーが低いなどの理由から植物性ミルク全体に関心が高まってきました。
中でもオーツミルクはアレルギーの原因となる乳、大豆、ナッツ、グルテンなどを含まず、乳糖不耐症の人でも飲むことができるため、幅広く愛飲者が増えていると考えられています。
環境に優しい
オーツミルクは他の植物性ミルクと比べても、栽培にかかる水資源の使用量が少ないのが特徴です。
環境負荷の観点から見ると、植物性ミルクは動物性ミルクに比べ、栽培に大量の温室効果ガスが排出されないことや土地の利用面積が比較的小さく済む※のが利点です。
しかし、同じ植物性ミルクのアーモンドミルクでは、栽培に多くの水を使用します。
オーツミルクでは、そうした水資源への負荷も極めて少なく牛乳の1/15、アーモンドミルクの1/8の量で栽培する※ことができ、植物性ミルクの中でも特に環境に優しいミルクと言えます。
※参考:2018年Science誌論文
オーツミルクとコーヒーの相性
オーツミルクとコーヒーの相性
様々な特徴を持つオーツミルクですが、実はコーヒーとの相性は抜群です。
ここからは主にコーヒーとオーツミルクの相性に注目してお話していきます。
他の植物性ミルクとの違い
他の植物性ミルクと比較した味わいの特徴は以下の通りです。
オーツミルク
オーツミルク
オーツ麦の甘みがあるがすっきりとしてクセが少なく、比較的牛乳に近いクリーミーさがある
ソイミルク
ソイミルク
大豆の特徴的な風味があり、牛乳ほどのコクは無いがクリーミー
アーモンドミルク
アーモンドミルク
アーモンドの香ばしさが際立つが、ソイミルクほどのクセはなく、そのままでも飲みやすい
オーツミルクの味わいは植物性ミルクの中で比較的クセがなく、すっきりとしています。
また、オーツ麦自体に甘みがあり適度な甘さもあります。
牛乳に近いクリーミーさやコクも楽しめるため、初めてコーヒーと植物性ミルクを合わせて飲む方にもおすすめです。
コーヒーと合わせる際のメリット・デメリット
家庭で市販のオーツミルクをコーヒーと合わせて飲む際に、知っておきたいメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット デメリット
〇牛乳に匹敵するクリーミーさがある
〇オーツ麦の自然な甘みと合う
〇温めても分離しにくい △風味が強いものや甘みが強いものがあり、コーヒーの風味が負けてしまう
△牛乳のような泡立ちはしにくい
△比較的価格が高い
最近では、オーツミルクがスーパーや通販で簡単に購入できるようになりましたが、商品によって風味や味の違いが大きく、コーヒーと合わせるよりもそのまま飲むことに適している商品もあります。
そのまま飲むことに適している商品には、オーツミルクを使用したミックス飲料やオーツ麦本来の甘さを特別な方法で引き出し、風味が強くなっているものがあります。
有機JAS認証のマークを知っておこう
有機JAS認証
また、有機JAS認証※がされていると化学物質を全く含まない(オーガニックである)ため、自然な美味しさを楽しめる1つの指標になるでしょう。
有機JAS認証とは、農林水産省が認める農薬や化学肥料などの化学物質に頼らず、自然界の力で作られたものにされる認証で以下のようなマークが付けられています。
オーツミルク商品の違い
上記のメリット、デメリットを踏まえ、コーヒーと合わせる際に押さえたいオーツミルク商品ごとの違いは以下の3つです。
ミックス飲料でない、砂糖不使用のもの
バリスタ用の商品
価格
ミックス飲料でない、砂糖不使用のもの
コーヒーと合わせる場合、具体的な基準としてミックス飲料でない、砂糖不使用のものを選ぶと良いでしょう。
オーツミルク商品の中には、そのまま飲むことに適したミックス飲料があり、そうした商品には野菜や果物がミックスされているため、コーヒーの風味とぶつかってしまう恐れがあります。
また、砂糖不使用を選ぶことをおすすめする理由は、記載のないものに比べると比較的自然な甘みを楽しむことができるためです。
オーツ麦自体が甘みを持つため、甘みが引き出されている商品よりも自然な甘みを楽しめる商品の方がコーヒーとの相性が良いです。
バリスタ用の商品
商品名にバリスタ用と入っている商品などのバリスタが使うよう作られているオーツミルクは、そうでないものに比べ、ミルクの泡立ちが比較的しやすいです。
牛乳ほどの泡立ちは期待できませんが、ラテアートで使うことも考えて作られているので、少しでもふわふわの泡を楽しみたいという方は押さえたいポイントです。
価格
家庭でオーツミルクを飲む際にネックとなる価格ですが、オーツミルクの相場は1000mlのパック1本あたり¥350〜700のため、およその中間である\500未満/1本が1つの基準になります。
牛乳の1000mlのパック1本あたりの相場は\200ほどなので、やはり牛乳の代替品と考えると高価です。
特にバリスタ用や外国の商品ではより高価になっているため、価格には注意が必要です。
オーツミルクコーヒーおすすめの作り方
オーツミルクコーヒーおすすめの割合
オーツミルクとコーヒーの相性や商品を選ぶ際のポイントをお話ししましたが、実際オーツミルクコーヒーはどの割合が良いのでしょうか?
実際に試した結果をお話ししていきます!
おすすめはコーヒーとオーツミルクを2:3の割合で作る
オーツミルクコーヒー割合
実際に作った画像
コーヒーをオーツミルクで割る際には、牛乳でカフェオレを作る割合と同様で問題ありませんが、初めて作る際には目安があると分かりやすいかと思います。
そこで今回おすすめする割合はコーヒー :オーツミルク=2:3です。
濃いめに淹れたコーヒーより少し多めにオーツミルクを入れると甘みとコーヒーの香りをどちらも楽しめます。
この作り方を参考にしながら、お好きな割合にアレンジし楽しんでみてください!
甘みが物足りない場合には、ハチミツで甘さをプラスするのもおすすめです。
料理にも使える
オーツミルクの特徴として、牛乳に近いクリーミーさとクセの少なさがあります。
そのため、牛乳の代わりとして料理に使用するのもおすすめです!
また、甘みも適度にあるのでお菓子づくりでの使用にも適しています。
https://coffee.ooaks.co.jp/oats-milk-coffee
【最近よく聞く「代替卵」って何?】
スーパーの店頭に並ぶ卵パックの価格、本当に高くなりましたよね。ファミリーレストランでは卵を使ったメニューがなくなる事態にもなっています。そうしたなか、「代替卵」というものをよく聞くようになりました。いったいどんなものなの?取材にあたった西潟茜子記者教えて!
代替卵って卵じゃないけど卵のような食べ物?
代替卵は卵の代用品で、豆乳などの植物性原料を使って卵の風味や食感などを再現した食品なんです。
液卵に似せた形で加工品の原材料に使ったり、オムレツに似せた完成品のような食品もあります。
西潟記者
じゃあ、いま高騰したり供給不足になったりしている卵の代わりになるのかな?
一概にはいえないんですよ。
卵は物価の優等生と言われるほど低価格、安定供給を実現してきたから、それと比べると代替卵はもともと卵よりも価格が割高なんです。
これまでは食物アレルギーのある人や、食事制限をしている人、動物性食品を避けるビーガンなどの人たち向けに作られてきました。
西潟記者
でも、卵の価格が高すぎたり、手に入りにくくなったりすれば、代替卵はもっと広がるのかな?
そうなるかもしれませんね。
代替卵を手がけている東京のベンチャー企業の代表に取材すると、こんなことを話していました。
UMAMI UNITED JAPAN 山崎寛斗社長
「これまではアレルギーやビーガンの人たち向けでしたが、今年に入ってからは99%が卵の価格高騰や供給不足に悩む食品関連企業や飲食店からの問い合わせや相談になっています」
西潟記者
レストランで卵料理のメニューがなくなるのは、たしかに避けたいよね。
ただ、代替卵への注目は、これだけでないんですよ。
先日、大手食品メーカーのキユーピーが卵などの動物性原材料を使わない植物由来の食品事業を大幅に強化すると発表したんです。
この会社、マヨネーズの原料などに使う卵の量は、国内生産量の1割にのぼっているんですよ。
西潟記者
すごいね!卵をたくさん使う会社がどうして卵を使わない食品事業を強化するの?
それは、消費者の意識の変化があるんです。
「エシカル消費」と呼ばれている消費行動で、環境問題や社会問題に配慮した商品をあえて選んで買うという消費者が増えてきているんです。
西潟記者
僕も脱プラスチックのために、紙のストローを使うカフェを利用するようにしているよ。
それもエシカル消費だね。
そうですね。
代替卵や代替肉のような植物由来の食品を選ぶことは、将来の食料危機やアニマルウエルフェア(動物福祉)を考慮したエシカル消費になるんです。
ほかにも、毛皮や皮革ではなく、フェークファーや人工皮革を使ったファッションを選んだり、フェアトレードと呼ばれる途上国を先進国が搾取しない取引によって調達したコーヒー豆を使うのもエシカル消費なんですよ。
西潟記者
エシカル消費は、その商品を作る企業の取り組みにも注目しているんだね。
エシカル消費は、社会貢献の取り組みと、実際に商品を購入する経済の側面が組み合わさっています。
消費者の行動が企業の取り組みを促し、企業の価値も向上していく。
経済を回していく1つの手段とも言えますね。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/sakusakukeizai/20230310/581/
<コメント>
私は珈琲党なのですがラテを飲むのに牛乳を使っていたのですが、昨今の牛乳の値上がりで代替え品を探していました。まだまだ割高ですがオーツミルクを牛乳の代替え候補に挙げておきます。
同様に卵も価格高騰で貴重品に成りつつあります。代替卵は野菜と豆類から作られているので栄養素が全く違うのですが、食味と食感は卵の様です。
牛乳も卵も食べられるうちは食べ続けますが、時代の流れで動物性の食材は口にし辛くなるのでしょうから日本の伝統【精進料理】を覚えるのも良いかもしれません。
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