■ 昆布水とは!?
数年前にNHKの朝の情報番組「あさイチ!」で昆布水が取り上げられ、一躍ブームになったのですが、司会の井ノ原さんが絶賛してました。そのまま飲んでも美味しいですが、料理の調味料として使うと旨味が増します。
また昆布水は昆布茶よりも飲みやすいといった声が多く、毎日飲むのが苦になりませんので、昆布の持つ美容と健康効果を惜しみなく発揮することが出来ます。
ということで昆布に含まれる成分の美容と健康効果についてと「昆布水」の簡単な作り方をご紹介させていただきます。
■ 昆布水の何が一体そんなに凄いの?
昆布水は、細く刻んだ昆布10グラムに、水1リットルを注いで、冷蔵庫で3時間以上おいたものです。昆布に含まれる成分を余すところなく抽出できるので、昆布が持つ優れた健康効果を期待することができます。
ちなみに昆布に含まれる「フコイダン」という成分が血小板が血管壁に付着するのを防いだり、血液中のコレステロールを減らす働きもあるので、動脈硬化や心筋梗塞、脳血栓などの血液の流れに関する病気の予防も期待できます。
また、中性脂肪抑制、血糖値上昇抑制、紫外線から肌を守る作用があるので、昆布水を定期的に飲むことによって、幅広い美容と健康効果による恩恵を受けられます。
■ 昆布の健康効果とは!?
昆布は低カロリーでありながらミネラルが豊富に含まれています。昆布と牛乳を比較した場合、ミネラルは牛乳の約23倍、カルシウムは約7倍、鉄分は39倍とされています。
ですので、昆布水にして少量飲むだけで高い健康効果が得られます。逆にもっと効果を高めようと思って、昆布の量を多くしたりすると逆効果なので注意してください。
また、昆布にはアルギン酸やフコイダンといった食物繊維も豊富に含まれていますので、腸の中をキレイにし、腸の働きを活発化してくれるので、大腸癌、動脈硬化、心筋梗塞、高血圧、脳卒中、肥満などの生活習慣病の予防にも効きます。
【 昆布に含まれる主な成分 】
(1)EPA
(2)アルギン酸
(3)ミネラル(マグネシウム、鉄、ヨウ素、セレンなど)
(4)フコイダン
(5)フコキサンチン
■ 昆布水はなぜダイエットに効くのか!?
昆布はダイエット効果が高いとされています。その理由は昆布と脂肪を一緒に食べることによって腸の中で昆布のアルギン酸が脂肪分をしっかり消化し、そのまま便となって体の外に排出されます。
ですので、脂肪が体に吸収されるの防いでくれるので、その結果としてダイエットにつながります。また、昆布水として飲むことによって、満腹感を得られるので、この点もダイエット効果を高めてくれる大きなポイントになっています。
■ おいしい昆布水をつくるポイントとは!?
ちなみに昆布水の作り方は非常に簡単です。できるだけ細く刻んだ昆布10グラムに対し、水1リットルを注いで、冷蔵庫に3時間以上寝かせるだけで完成です。
昆布水を作るさいに使用する昆布の量は、普段「だし」をとるのに使う昆布の半分程度の量でいいので、昆布水を使い切っても同じ昆布でもう一度水を替えれば使えます。
ちなみに昆布水は冷蔵庫で2週間ほど保管することができます。一番下にある動画では極上の昆布水の作り方を解説していますので、是非御覧ください。
料理を作るさいに水の代わりに昆布水を使うと料理のお味がアップするのでおすすめです。
■昆布水ダイエットのやり方
(1)昆布を適量(1〜3個)を軽く水で流します。
(2)水の入ったコップに昆布を入れてラップでフタをします。(使用する水は水道水よりもミネラルウォーターがオススメ)
(3)漬け込む時間は例えば夜にセットした物であれば翌朝に飲まれると良いでしょう。
(4)夏場は昆布が傷みやすいので必ず冷蔵庫で保管して下さい。
(5)美容と健康にいいので、出し殻となった昆布は捨てずに食べるといいでしょう。
さらにプロ仕様の本格的な昆布水に興味がおありの方は、是非一番下にあるレシピ動画をごらんください。
https://healthfitnessbeautydiet.com/blog-entry-740.html?fbclid=IwAR2YiEGZK16abCoyyC9ZSZ6pPqvlEt9hBn5U5MCZ5bDoTmTOPtUejBcrPpk
<コメント>
私は普段は昆布を細かく刻んでお茶うけにしたり、梅昆布茶にしたりと結構食べていますね。
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