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2017年09月05日

不老長寿がついに実現なのか?老化を止めるための方法が発見される

『不老長寿がついに実現なのか?老化を止めるための方法が発見される』

 ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群という早老症を研究していた科学者たちは新たな研究成果を発表した。彼らはこの難病を患う子供たちのテロメアというDNA構造に目をつけたのである。テロメアは染色体の末端部にある構造で、人間の染色体を老化から守る役割がある。人間は歳をとると徐々にテロメアが短くなり、その結果染色体を守る事が出来なくなってから老い始めるの。これに目を付けたのがヒューストン・メソジスト・リサーチ・インスティチュート(HMRI)の循環器科教授、ジョン・クック博士である。クック博士と彼のチームはこのテロメアを伸ばすことで個別の細胞が老いる事が無くなることを発見したのだ。

RNA治療法でテロメアをよみがえらせる
クック博士はテロメアについてこう語っている。
 「テロメアは人間が老いと共に必ず少しずつ失っていく物です。しかしプロジェリア症候群に悩む子供たちはこれらのプロセスが私たちよりも早いのです。私たちが今回発見したのは、この子供たちの破壊されたテロメアを持つ細胞に再度テロメアをよみがえらせることで、老化によって引き起こされる多くの問題も解消されたという事です」
 科学者たちは今回の研究で「RNA治療法」というのを用いたようだ。
 RNA治療法ではテロメアに特殊なRNAを与え、テロメアの長さを伸ばす「テロメラーゼ」を活性化させる物質を作り出す。「私たちが最も驚いたのはテロメアを伸ばした結果引き起こされた細胞への変化です。私たちは当初、テロメアを伸ばしたところで大きな変化は見られないものかと思っていました。しかし、細胞の全体的な質が向上し、さらに細胞の寿命が大幅に伸びたのです」とクック博士。しかしながら、この研究はまだ「細胞レベル」の話であり、「人体にあるすべての細胞に適用される技術ではない」という点に注意が必要である。しかしクック博士はこの研究が将来的に人間の老化を遅延させる事につながるのではないかとみているようだ。via:Scientists find way to STOP ageing in development which could lead to everlasting life/ translated by riki7119 / edited by parumo
http://karapaia.com/archives/52244876.html

<コメント>
RNA治療法ではテロメアに特殊なRNAを与え、テロメアの長さを伸ばす「テロメラーゼ」を活性化させる物質を作り出します。超長寿社会は目前です。おそらく私が生きている間に不老長寿の技術は確立するでしょう。自己が何を求め何を実現するかが問われます。
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posted by Akamaru at 08:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康
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