トーマスの日記

WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）2次ラウンド1組の日本vs韓国の試合が18日（日本時間）に米国カリフォルニア州サンディエゴのペトコ・パークで行われた。

勝てば準決勝進出、負ければ敗者復活戦で前日にメキシコに勝利したキューバとの対戦が決定する一戦。

【試合結果】

日本、韓国に惨敗！再びキューバと対戦
	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R
日本	0	0	0	0	1	0	0	0	0	1
韓国	3	0	0	0	0	0	0	1	×	4
勝：奉重根　 負：ダルビッシュ　 Ｓ：林昌勇
日本：ﾀﾞﾙﾋﾞｯｼｭ、山口、渡辺、涌井、岩田、田中
韓国：奉重根、尹錫ミン、金廣鉉、林昌勇
本塁打：

1回ウラ、韓国は1アウト1・3塁とし、セカンドゴロで岩村（レイズ）からの送球をショート片岡（埼玉西武）が落球し、内野ゴロのエラーで1点を先制する。さらに、2点タイムリーヒットで2点を追加し、　3 - 0　とリードを奪う。

5回表、日本は1アウト1・3塁とチャンスを作り、イチロー（マリナーズ）のセカンドゴロの間に3塁走者が生還し、　3 - 1　と1点を返す。

8回ウラ、韓国は2アウト満塁とし、この回途中から登板した岩田（阪神）の押し出しで1点を追加し、　4 - 1　とリードを広げる。

日本は何度かチャンスを作るものの、最後まで韓国投手陣を打ち崩せなかった。

韓国は準決勝進出が決定し、日本は明日19日（日本時間）にキューバと準決勝進出を懸けて再び対戦することが決定した。


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先発のダルビッシュ（日本ハム）は、初回に味方のエラーもあり一挙3点を奪われるも、2回以降は見事に立ち直ったが、内容はあまり良くなかった。

ストレートは抜けることが多く、スライダーは指にかかりすぎてボール球とはっきりわかる投球が目立った。

初回先頭打者に5球連続ストレートを投げてきれいにはじき返されたりと、同じ球種を続けて投げることが多かった。

城島（マリナーズ）のリードであれば問題だが、何度かサインに首を振っていたところを見ると自分の意思であったことも伺える。

緩急をつければそういう配球も生きるかもしれないが、スライダーやカットボールのような比較的速い変化球を続けても、打者も同じような球速ならある程度対応できてしまうと思う。

そこが松坂（レッドソックス）や岩隈（東北楽天）との違いなのかもしれない。

前回のキューバ戦にも感じたことだが、日本の打者は変化球に対して体勢を崩されることが多く、結果的に引っ掛けての内野ゴロが非常に目立つ。

かといって、ストレートに対しては差し込まれていることが多く、どの球種に狙いを絞っているのかと不安になる。

その中でも今日の村田（横浜）の体勢を崩されながらの2本のライト前ヒットと、岩村（レイズ）のショートの横を抜けるセンター前ヒットは良かったと思う。


とにかく、次のキューバ戦は勝つしかない。

頑張れ日本！