2019年01月12日
人狼ゲームとは?
川上亮氏の小説「人狼ゲーム」を原作とした作品を解剖するには、モチーフとなっているボードゲームも知らなくてはならないと思い、調べてみました。
小説・映画・漫画の【人狼ゲーム】と映画【人狼ゲーム ビーストサイド】の中での説明は、どれも一致していませんが、どれも間違ってはいないようです。
調べた結果をまとめてみました。
人狼ゲームの歴史
ヨーロッパ発祥の伝統的パーティーゲームを元に1986年にソビエト連邦(当時)のモスクワ大学の心理学教授だったドミトリー・ダヴィドフ氏によって、「Mafia」という教育用ゲームとしてまとめられたようです。
1997年に「Mafia」を元にアメリカのアンドリュー・プロトキン氏(当時27歳)が、マフィアを狼男に置換え考案されたのが人狼ゲームの始まりとされています。
「Mafia」や初期の「人狼ゲーム」では専用のカードはなく、カードを自作したりトランプを使ったりして遊ばれていましたが、2001年アメリカのLooney Labs社より「Are You a Werewolf?」(あなたは狼男ですか?)が販売され、日本では「汝は人狼なりや?」という名称で輸入されました。
同時期に輸入されたと思われる類似商品には、ミラーズホロウの人狼(フランスLui-même社)、タブラの狼(イタリアdaVinci社)などがあります。
基本ルール
・ 参加者は人狼側と村人側に分かれる
・ 昼に全員で話し合い、人狼と思われる人物を一人処刑する
・ 人狼は夜に村人を一人襲撃する
・ 夜と昼を繰り返しどちらかの陣営が勝利するまで繰り返す。
人狼ゲームのルールには、役職や勝利条件・ローカルルールなども多数ありますが、ベースとなるルールが上記の4点だと考えられます。
日本におけるブーム到来
元祖といわれている「汝は人狼なりや?」が輸入販売当初から爆発的に人気があったのかと言えば、疑問に思います。
「人狼ゲーム」を検索してみるとわかると思いますが、2017年・2018年に書かれた記事が多く存在し、今まさにブームのような書き方がされていますが、本当にブームと呼べたのはいつのことでしょうか?
一部で人気のあった「人狼ゲーム」というゲームを世間に知らしめたのはやはりテレビの力が大きかったのではないでしょうか?
火種は2012年に株式会社 人狼が販売した「うそつき人狼」では、ないかと思われます。
このゲームの販売とテレビ局も「人狼ゲーム」を取り入れたバラエティ番組を放送させたことにより、爆発的とは言えないまでもブームが来たのではないか?
※株式会社人狼とは、そもそも人狼ゲーム愛好者が【人狼ゲーム】をもっと広めたいということで、立ち上げた会社だそうです。
そして、そのブームに便乗したかのように書かれた著書のひとつが、
川上亮氏の小説「人狼ゲーム」
シリーズはまだまだ続いていますので、全作品を制覇したいと思います。
小説・映画・漫画の【人狼ゲーム】と映画【人狼ゲーム ビーストサイド】の中での説明は、どれも一致していませんが、どれも間違ってはいないようです。
調べた結果をまとめてみました。
人狼ゲームの歴史
ヨーロッパ発祥の伝統的パーティーゲームを元に1986年にソビエト連邦(当時)のモスクワ大学の心理学教授だったドミトリー・ダヴィドフ氏によって、「Mafia」という教育用ゲームとしてまとめられたようです。
1997年に「Mafia」を元にアメリカのアンドリュー・プロトキン氏(当時27歳)が、マフィアを狼男に置換え考案されたのが人狼ゲームの始まりとされています。
「Mafia」や初期の「人狼ゲーム」では専用のカードはなく、カードを自作したりトランプを使ったりして遊ばれていましたが、2001年アメリカのLooney Labs社より「Are You a Werewolf?」(あなたは狼男ですか?)が販売され、日本では「汝は人狼なりや?」という名称で輸入されました。
ルーニーラブゲーム:あなたは狼男ですか?【楽天海外直送】 - Looney Labs Games: Are You a Werewolf. 価格:6,192円 |
同時期に輸入されたと思われる類似商品には、ミラーズホロウの人狼(フランスLui-même社)、タブラの狼(イタリアdaVinci社)などがあります。
【中古】ボードゲーム ワーウルブズ・オブ・ミラーズ・ホロウ (ミラーズホロウの人狼 The Werewolves of Miller’s Hollow) 価格:1,500円 |
価格:6,410円 |
基本ルール
・ 参加者は人狼側と村人側に分かれる
・ 昼に全員で話し合い、人狼と思われる人物を一人処刑する
・ 人狼は夜に村人を一人襲撃する
・ 夜と昼を繰り返しどちらかの陣営が勝利するまで繰り返す。
人狼ゲームのルールには、役職や勝利条件・ローカルルールなども多数ありますが、ベースとなるルールが上記の4点だと考えられます。
日本におけるブーム到来
元祖といわれている「汝は人狼なりや?」が輸入販売当初から爆発的に人気があったのかと言えば、疑問に思います。
「人狼ゲーム」を検索してみるとわかると思いますが、2017年・2018年に書かれた記事が多く存在し、今まさにブームのような書き方がされていますが、本当にブームと呼べたのはいつのことでしょうか?
一部で人気のあった「人狼ゲーム」というゲームを世間に知らしめたのはやはりテレビの力が大きかったのではないでしょうか?
火種は2012年に株式会社 人狼が販売した「うそつき人狼」では、ないかと思われます。
このゲームの販売とテレビ局も「人狼ゲーム」を取り入れたバラエティ番組を放送させたことにより、爆発的とは言えないまでもブームが来たのではないか?
※株式会社人狼とは、そもそも人狼ゲーム愛好者が【人狼ゲーム】をもっと広めたいということで、立ち上げた会社だそうです。
そして、そのブームに便乗したかのように書かれた著書のひとつが、
川上亮氏の小説「人狼ゲーム」
価格:699円 |
シリーズはまだまだ続いていますので、全作品を制覇したいと思います。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8460105
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック