12月5日 入口すぐ崖下・去年までなかったとこ
8日 樹氷モドキ
15日 たぶん滝の道罠上の木
21日 滝の道白コブひらたけ×2本
27日 畑池の手前左手すぐんとこ これはでかい 来年も出ろ
28日 滝の道罠上の木 今年のラスト収穫
台風の影響もあってか、今年は出始めが遅かった分、12月に入ってもぼちぼちヒラタケを収穫することができた。ありがたいことである。台風をはじめとする気候変動が、収穫時期がズレこむ原因の1つであることは間違いないだろう。
しかしそれ以上に懸念されるのが、いわゆる「ブナ枯れ、ナラ枯れ」である。というのも、すでに枯れているブナ科からヒラタケなりナラタケなりが発生するなら、きのこハンターとしてはこの上なくうれしいのだが、今年は昨年まで我が家の台所事情を救ったヒラタケ20kg分くらいを提供してくれていたホダ木が全滅状態だったのだ。
であるにもかかわらず、確かに減量ではあったものの、昨年とくらべて20kgもの誤差は生じていないと思われる収穫状況が意味するのは、新たなホダ木が相当数発見されたから、という理由にたどりつくから。私が気まぐれにフラっと入る山で発見した新ホダ木限定でこれだけなのだから、山全体、地域全体でいえばまさに氷山の一角ということになるだろう。
遠因には台風や気候変動などの気象状況が挙げられるとは思うが、ブナ枯れ、ナラ枯れはまだそのメカニズムが明確になっているわけではないので、なんとなく不吉な兆候であるように思われる。と言いつつも、新たなホダ木にたわわのヒラタケを見つけることができると、正直めちゃくちゃうれしかったりもするし、事実、新ホダがなければ我が家は今年の冬を超えられず、野垂れ死にしていたに違いない。そう考えるとなんとも皮肉な発見&収穫であった気もする。
ということで、今年1年たいへんお世話になった。まあ読者なんていなくても覚書として人知れずブログを更新していたとは思うが、読者がいると思うから、ともすれば鈍りそうな筆を懸命に動かすことができているのだと思う。そういう意味で、たいへんありがたい気持ちである。
競馬のほうも、正直今年は二度と思い出したくないくらいの絶不調で、金額的にも、エクセルが壊れるほどのマイナスである。今年はちょっと仕事が忙しすぎたため、まともに予想する時間も削られたりしていたし、まあそういう年はいつもこんな感じだから、この結果も想定内っちゃぁ想定内ではあるかな。
だいたい世の中、へこむところもあれば出っ張るところもあって、上手にならせば他人とそんなに大きな差が生じるものでもないだろうと、そのあたりは適当にタカをくくるつもりである。
ただし問題は、「来年がほんとうに(仕事的に)勝負の年」というくらい多忙になりそうだということ。もちろんそれはそれでありがたいことなんだけどね。
つーことで、今年もなんとか無事に年を超えられそうである。井岡クンも防衛に成功したことだし、寝不足の中、山や地べたの神々への礼も済ませているので、私の今年のブログは、このあたりでおひらきにしたいと思う。
金杯でまたお目にかかりましょう。
それではごきげんよろしゅう。
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