「地球上で最大の生物を捕獲した」ともなると、なかなかなモンだと我ながら思う。もしかしたらテレビの取材が来て、この超イケメンがテレビ画面に公開されることになるのだろうか・・・などと期待に胸を高鳴らせている女性も多かろう。
いや、その前に、「そんなもん獲れるワケねえだろ!」と、私をウソつき呼ばわりするのだろうか?私はウソはキライである。この世に生を受けて300年ほど経つが、これまでウソなんて一度もついたことがない(!)。だから今回もまったくウソではなく、正真正銘の「地球上で最大の生物」である。
おっと、そこまで言い切ってしまうとさすがにウソになってしまうので、ノットリリースザボールを取られるギリギリセーフくらいの絶妙なタイミングで訂正しておくことにしよう。
私が今日捕獲したのは、「地球上で最大の生物」ではおそらくない。何しろ巨大なので、その判断がそもそもむつかしいのだ。もしかしたら地球上最大である可能性もゼロではない、という程度のデカさの生物であると解釈していただきたい。さあ、これでウソではなくなった。安心して301年目を生きるとしよう。
あほな話はさておき、それではさっそくご覧いただくことにしよう、コイツである・・・
おわかりいただけただろうか?
すこし前に「ナラタケモドキ」の画像を掲載したと思うが、これ、モドキがとれた「ナラタケ」である。何を隠そう、ナラタケってのは地球上で最もデカい生物として認定されている。これは別に私がウソこいているわけでもなければ、夢を見ているわけでもない。
詳細については「地球最大 ナラタケ」とでも検索すればわかるだろう。私は詳細を教えてあげるつもりなど皆無なので、知りたい読者はご自身でお調べを。
このあたりはナラタケモドキがたくさん出るんだけど、ナラタケはそう多くない。それでも例年かなり険しい傾斜の老木およびその周辺の地べたにわずかながらのナラタケが発生する。しかしそういう事情のナラタケなので、あまり採取したことがなかった。
しかし今年はこのナラタケが、写真のとおりかなりの数発生していたので、ちょっくら頂戴してきたのだ。今夜これから食おうと思っている。
さて、この時期といえばヒラタケ。今年もまずまずヒラタケは出てくれている。走りが遅かったので少しあせったが、本来もっと寒くなってから出るきのこなので、今のところは5〜10kg程度でも十分という感じではある。
↑私の顔くらいありそうなジャンボヒラタケ。ナラタケよりずっとデカく感じられるが・・・
それにしても、今年は雨が多いですね。なんのこともない林道わきを流れるか細い沢が、何かの逆鱗に触れたかのようにたけり狂い、林道を派手に浸食している。
次に行ったときにはもうこの道はなくなっているのかもしれない。
ということで、私もほんとうは山なんて歩くべきではないのかもしれないが、どうかみなさんもお大事にしていただきたいものである。
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