これから5日間は急ぎの仕事に没頭しなければならず、ブログは更新しない予定。だから今のうちにやっておくことにする。とても良い時期になってきたから、いろんな植物が次々に生えだしているので、これから忙しくなるなー・・・
とりあえずはセリ。場所によってはこんなにデカくなっている。
↑30pくらいある。時期が早いのでまだアク抜きなしで食える
↓かなり茎が太い。野草というよりは山菜という感じ
あと1週間もすると、おそらく上のように背高の(最大で40pくらいになる)、下のように極太のセリがばんばか生えてくるようになる。それ以上大きくなると、もうアク抜きしなければ食えないくらいくどい味になる。そして4月下旬には、もうくさくて食えなくなる。だから、楽しいのは今のうちですね。
では、ここからしばらくお休みするので、今回はまとめて予想&答え合わせ(実食)をする。まずはこいつから。
これもね、おいしいんですよー。セリと同じくセリ科の、セリよりももしかしたら身近な野草かもしれないですね。
◎ ミツバ
○ クローバー
△ ヨツバ
△ キツネノなんとか
先日うどんで食って、とてもうまかった。初モノでしたね。正解は「◎ ミツバ」です。香り、シャキっとした歯ごたえは相変わらず最高。ここらへんでとれるミツバのほとんどが「山ミツバ」と呼ばれる種類で、まあ一般的な野生ミツバのことをそう呼ぶんだと思う。
例年セリが終わったあと、5月半ばくらいからセリと同じくらいの勢いで生える。今回のは例外的に早くて、まだ小さかったが、初モノなのでありがたくいただいてきた。これもデカくなると30pくらいになる。
クローバーってのがどういう植物なのか、私はよく知らない。キツネノなんとかという植物は、ミツバに似ている毒草で、注意が必要。セリに対するドクセリという感じの、かなりゴツいミツバだから、慣れればすぐに見分けがつく。お次はこいつ。
こちらもミツバ以上に身近な野草で、今まさに旬。まあ正直、食ってうまい野草ではないが、まあ毎年1回か2回はいただいてきて、大福にして食っている。
◎ ヨモギ
○ トリカブト
△ ニリンソウ
いちおう気を付けておきたいのが、猛毒のトリカブト。まあ、似ていますよーって書かれることがあるという程度で、実際はまったく似ていない。葉の裏が白いんですよね、これ。大福に入れるということで、ピンと来た人も多いと思うが、正解は「◎ ヨモギ」です。
ちなみに「△ ニリンソウ」という野草は、ヨモギ以上にトリカブトと似ている。葉っぱがね。ニリンソウは食えます。食ったことないけど。万一トリカブトだったらヤバイでは済まない話なので、うちのそばにいっぱい生えるけど、私は絶対に食わないようにしている。
ヨモギはキク科の野草なので、かなりクセが強い。だから食ってうまいものではない。風呂に入れる薬草としても知られるが、風呂が汚れるだけなので、我が家ではやらない。さあそしてラスト、お次はこいつ。
これはけっこうな難問なんじゃないかな。明るい緑のシダ植物ですね。これ、実は・・・
◎ ワラビ
○ ゼンマイ
▲ コゴミ
△ ウラジロ
ワラビなんですよねー。「ええっ!?」と思った方もいるでしょう。ワラビっていうと、
こんなのをイメージすると思うが、上のワラビも同じワラビなんです。なんかね、味や香りはどっちも同じですよ。どっちもうまいです。ゼンマイやコゴミについては、これからイヤってほど出るので、その他珍しい希少な山菜と合わせて紹介したいと思う。
ちなみに今回はまだワラビの収穫は見送った。ゼンマイやコゴミ以上にイヤってほど出るんで、ワラビについてはあせる必要などまったくない。
お、それとね、ワラビっていちおう「有毒」のシダ植物なので、しっかりとアク抜きをしてから食うようにしてください。まあアクを抜かなきゃとてもとても食えたもんじゃないけどね。
てことで、ごきげんよろしうーーー
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