2015年05月15日
船橋ボンバイエに行ってきた
船橋ボンバイエ
オートレース場の船橋オートで開催された格闘技イベント
GW終盤の5月9日(土)に、船橋オートの一角にある広場的な場所で開催された。
イベントのチラシでは開場10時となっているが、午前中は空手の演武かなんかの披露、13時〜は前座としてのプロレス、本番となるDEEP主催の総合格闘技のリングが見られるのは14時〜だ。
んで、自分が行ったのは15時ちょうどぐらい。
「もう始まってるなー」と思いながら行ったが、なんか押していたみたいで、14時開始予定のDEEP主催格闘技イベントがスタートするところだった。(後で知ったが、2試合目か3試合目だったらしい)
開場はリングとそれを囲むパイプ椅子の特等席、さらにそれを囲む立ち見の群衆からなっていた。立ち見は3重4重の人の垣根で、なかなか見づらい。また、リングの端っこにいるカメラマンが邪魔で見づらい、周りのおっさんのタバコの煙が超臭いなどとなかなかの苦行。
さらに、試合がグランドでの攻防になるとほんと見えない。金を出さない群衆にはとことん冷たいイベントだった…
つうかこのイベント、Facebookが公式ページのようだが、開場時間とかオートレース場のどこらへんでやるとか、入場料はいくらだとか、必要な情報がほとんど拾えないダメなサイトだった。毎回更新されるのは、どこどこが協賛になってくれました!みたいな関係者しか喜ばない情報ばっかだし。公式サイトがイベントに来てくれる人向けであるってことを意識していない、残念な自己満足サイトだった。イベント自体は興味の持てるものだけにもったいない。南船橋にいたカップルが「船橋ボンバイエ?なんかよくわからないからいかなーい」って言ってたのが印象的だった。
煙から逃げるようにオートレース場の車券売り場に行くと、なんと禁煙スペース発見。しかも、2階のガラス窓からリングを見下ろせるなかなかの席。リングから少し遠いのと、ガラスで遮蔽されているので、音がほとんど聞こえず、臨場感が薄れてしまうのが難だけれども、なかなかいい場所で、そこで2試合ほど観戦した。
しかしこのオートレース場、車券売り場がおばちゃんにマークシート渡して、発券してもらう手売り方式だった。中央競馬JRAで自動発券に慣れてしまった自分にとっては、なかなかレトロで衝撃的であった。
ほかにも、予想屋がガミガミした声で声高に予想を披露している画なんざ、完全に昭和そのもの。レトロでほっこりした気分になった。
オートレース自体初めて行ったので、そこそこ人がはいっている印象だったが、船橋市が抱える累積赤字は1億4000万円であり、右肩下がりの収益を回復する見込みは皆無、さらに開業から45年たつ施設の改修・スタンドの耐震工事などに14億円が必要とされ、船橋市は2015年度末(2016年3月)での廃止を決めている。
これには選手会も当然反発。なかでも現役オートレーサーの梅内幹雄氏は、2015年4月の船橋市議選に立候補し、73人中22位の票を獲得して当選。今後は船橋オート廃止の撤回に向けて活動していくという。
さて、イベント中にもちょこちょこ買っていたのだが、初めてのオートレース生観戦&車券購入だった。ちょうど最高峰のG1黒潮杯が開催されていることだし、車券を楽しもう!
元SMAPの森君も出ている! ゴール前で観戦したのだが、森君のファンらしき女の子2人組は、「フライングすんなよ!フライングすんなよ!」と祈るようにつぶやいていた。しかし、スタートはスムーズに見えたが森君の結果はビリ……
なにはともあれ、初めての総合格闘技生観戦&オートレース生観戦・車券購入は楽しかった。オートレースのあまりマクリとか差しの無い展開はどうにかならないかと思ったが。
船橋オート。関わる人が多いだけに、上手く存続の道がみつかるといいけど、なかなか難しいのかな。来年の廃止に向けて、どうなるか推移を見守りたい。
価格:1,296円 |