天皇杯・決勝、C大阪2−1横浜M」(1日、埼玉スタジアム)
C大阪が前身のヤンマー時代を通算すると43大会ぶり4度目の優勝を果たした。
サッカーはピッチ上のチェスと言われるように
組織力と共に
戦術、戦略が要求されるスポーツです
どんなに、
常勝のチームであっても
戦績が不振であれば
監督が交代させられます
それだけ
監督の采配が
ゲームの勝利に深く係わってくるからです
セレッソの尹監督は
就任、初年度で2冠、jリーグは3位
ACLの出場権も獲得
これは
ある意味、素晴らしい結果だと思います
そして
采配も見事です
今シーズン
本来、DFの山村をトップ下で起用
前線の杉本、柿谷を使いながら
自分でもゴールを決める
そして
リーグ戦で
ずっとやってきた
後半、リードして逃げ切り態勢にはいると
山村をDFラインに下げる
今日は
杉本がいないので
山村は前半から
相手DFをよく追っていました
試合は
マリノスがアーリークロス
一本やりの単調な
カウンター攻撃に
比べて
セレッソの清武を中心にした
細かいパス回し
そして
山口、ソーザの献身的な走り
チームを観ていて
よく、鍛えられているし
選手、一人一人が責任と自覚をもって
プレーしています
セレッソは
マリノスに対して今シーズン4戦して4勝
マリノスに同対峙して
どうすれば
勝てるのか?
選手もベンチもよくわかっていたことでしょう
そして
その最後の1歩
これを
踏み出させるのが
実は
勝利の美酒
なんです
セレッソはルバンカップで1冠をとっている
このことが
選手にとって
とても強いエナジーになっています
これを書いている時に
天皇杯のMVPが誰に
決まったのか?
私は知りません
しかし
年間を通じて
セレッソに貢献している選手は
山村選手
彼に間違いないと思います
ハリルジャパンには
招集されていませんが
誰かの故障とかアクシデントがあれば
代表入りするべき選手なのかもしれません
プロの世界で
FW,MF,DF全てができ
それぞれのポジションで結果の出せる男
今日の試合だけでなく
MVPは山村選手です
そして
今シーズンのセレッソの快進撃には
清武を呼び戻すという補強も効いています
森嶋強化部長の手腕なのでしょうか?
今年のシーズンは
ワールドカップもあり
ACLもあり
チームを2チーム作っても
全ての試合をベストメンバーで
戦えるか?
わかりません
強化部長の腕の見せ所です
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