五月雨を 集めてはやし 最上川
(読み方:さみだれを あつめてはやし もがみがわ)
こちらの句の作者は「松尾芭蕉(まつおばしょう)」です。
松尾芭蕉は、江戸時代前期に活躍した俳人の一人です。
こちらの句の季語は【五月雨(さみだれ)】です。
五月の雨、と書くので、春の季語ではないのかと思われがちですが、五月雨とは梅雨の季節に降る雨のことを指します。
ですので、この俳句の季節は、【初夏】になります。
こちらの句を現代語訳すると・・・
「梅雨の雨(さみだれ)が最上川へと流れ込んで水かさが増し、危険なほどに流れがはやくなっていることだ」
という意味になります。
最上川とは山形県内に流れる大河川で、日本三大急流と呼ばれるほど流れの早い川のことです。
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