2018年04月05日
住宅火災は出火から3分経っていたら口をタオルで多い落ち着いて、かつ、迅速に逃げるしかない
住宅火災で死ぬのはあっという間です。
出火からたったの3分。就寝中に死ぬケースがほとんどなのは、たったの3分で死んでしまうと思わないからです。
ちなみに、日本の消防は8分消防と言われるらしく、通報から8分以内に駆けつけるということです。
ただし、出火して3から5分経過をすると既に初期消火はできず、実際に消火はできないのです。
ですから消防活動といのは燃える家はそのまま燃え尽きるまで燃えてしまい、その周囲に火の粉が飛んで延焼しないということが主とした目的となるのです。
家は火が出てから3分で家の中に留まったままだと死に、そして、消防車が何台も来たとしても家は全焼してしまう。これが現実です。
特に夜中の就寝中に火事に気が付いて起きたという状況では既に出荷から3分経過しているかもしれません。すぐに逃げるしか選択肢はないはずです。
そんなときに、初期消火が頭をよぎってしまうと・・・間違いなく煙と火に巻き込まれて死んでしまうでしょう。
無知は罪なのです。
以下、住宅火災で避難というキーワードで見つけたページ。
住民向けなのでとても分かりやすいものです。
このレベルの知識はもっと広げる必要があります。
千早赤阪村のページより、
火災を防ぐ
http://www.vill.chihayaakasaka.osaka.jp/menu-s2-bousai/bousai-handbook/bousai-handbook_05.html
このページはとてもおすすめ。
このなかで、
「火事における死者の発生は、避難の失敗と、煙による窒息死が原因であることが大部分であって、焼死という言葉が示すような火炎に巻かれて死亡するといった事故は稀であると考えられる・・・・」tp、元日本火災学会会長でもあった学者は述べ、次のように続けています。 「火災による死者は『焼死』と表現されていかにも直接火炎に包まれて死に至った印象を与え、火に直接接しなければ危険は少ないといった誤った思いをもたせたりしているが、実際は火のない場所で死亡が起こるのが大多数の事例である」
とあるのは非常に示唆に富んでいる。
また、データとして紹介されている、以下も非常に示唆に富む。
1日あたりの火災による死者の数は平均6人!
死者の発生率の全国平均は、人口10万人当たり約1.7人。
火災による死者は冬と夜中に多い。
死に至る原因は、やけどが46%以上。一酸化炭素中毒や窒息が約41%。
逃げ遅れによると考えられる死は約62%(気がついたら炎や煙に包まれ、逃げ道を失ったと思われるもの)。
住宅火災による死者の半数以上が高齢者
木造住宅火災での死者が圧倒的に多い。
・・・
死者の約46%は睡眠中の出火による。
・・・
初期消火の「初期」とは、火事を「発見してからの時間」ではなく、「火事が起こったそのときから、せいぜい3分前後まで」のことです。
壁やふすまなどの「立ち上がり面」に炎がある間は、私たちで消火活動ができ、そこまでを「初期消火」といっています。火が天井に届くようになるともはや消火活動は危険です。
参考)スプリンクラーによる避難時間のプラスは僅か2分程度
小規模社会福祉施設における防火管理体制指導マニュアル
http://www.chubu-furusato-tottori.jp/src/wp-content/uploads/2014/09/a2c5135ef203c541b64d526c752a4bd6.pdf
これによれば、
室内仕上げが不燃材料でも避難時間は5分しか確保できないことがわかる。
出火からたったの3分。就寝中に死ぬケースがほとんどなのは、たったの3分で死んでしまうと思わないからです。
ちなみに、日本の消防は8分消防と言われるらしく、通報から8分以内に駆けつけるということです。
ただし、出火して3から5分経過をすると既に初期消火はできず、実際に消火はできないのです。
ですから消防活動といのは燃える家はそのまま燃え尽きるまで燃えてしまい、その周囲に火の粉が飛んで延焼しないということが主とした目的となるのです。
家は火が出てから3分で家の中に留まったままだと死に、そして、消防車が何台も来たとしても家は全焼してしまう。これが現実です。
特に夜中の就寝中に火事に気が付いて起きたという状況では既に出荷から3分経過しているかもしれません。すぐに逃げるしか選択肢はないはずです。
そんなときに、初期消火が頭をよぎってしまうと・・・間違いなく煙と火に巻き込まれて死んでしまうでしょう。
無知は罪なのです。
以下、住宅火災で避難というキーワードで見つけたページ。
住民向けなのでとても分かりやすいものです。
このレベルの知識はもっと広げる必要があります。
千早赤阪村のページより、
火災を防ぐ
http://www.vill.chihayaakasaka.osaka.jp/menu-s2-bousai/bousai-handbook/bousai-handbook_05.html
このページはとてもおすすめ。
このなかで、
「火事における死者の発生は、避難の失敗と、煙による窒息死が原因であることが大部分であって、焼死という言葉が示すような火炎に巻かれて死亡するといった事故は稀であると考えられる・・・・」tp、元日本火災学会会長でもあった学者は述べ、次のように続けています。 「火災による死者は『焼死』と表現されていかにも直接火炎に包まれて死に至った印象を与え、火に直接接しなければ危険は少ないといった誤った思いをもたせたりしているが、実際は火のない場所で死亡が起こるのが大多数の事例である」
とあるのは非常に示唆に富んでいる。
また、データとして紹介されている、以下も非常に示唆に富む。
1日あたりの火災による死者の数は平均6人!
死者の発生率の全国平均は、人口10万人当たり約1.7人。
火災による死者は冬と夜中に多い。
死に至る原因は、やけどが46%以上。一酸化炭素中毒や窒息が約41%。
逃げ遅れによると考えられる死は約62%(気がついたら炎や煙に包まれ、逃げ道を失ったと思われるもの)。
住宅火災による死者の半数以上が高齢者
木造住宅火災での死者が圧倒的に多い。
・・・
死者の約46%は睡眠中の出火による。
・・・
初期消火の「初期」とは、火事を「発見してからの時間」ではなく、「火事が起こったそのときから、せいぜい3分前後まで」のことです。
壁やふすまなどの「立ち上がり面」に炎がある間は、私たちで消火活動ができ、そこまでを「初期消火」といっています。火が天井に届くようになるともはや消火活動は危険です。
参考)スプリンクラーによる避難時間のプラスは僅か2分程度
小規模社会福祉施設における防火管理体制指導マニュアル
http://www.chubu-furusato-tottori.jp/src/wp-content/uploads/2014/09/a2c5135ef203c541b64d526c752a4bd6.pdf
これによれば、
室内仕上げが不燃材料でも避難時間は5分しか確保できないことがわかる。
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