P R
2014年07月12日
サーカスの象
象は地上で最も大きく、力もある動物。 でも、サーカスの象は、細いロープで繋がれているのにじっとしています。 象の力なら、簡単にロープを引きちぎれるのに、何故なの?
それは、象が小さい時から、頑丈なロープで繋がれ訓練されているからです。 象の赤ちゃんは、最初は激しく抵抗します。でも、やがて逃れられないことを悟ります。
その後大人に成長しても、ロープに繋がれている限り、逃げること、 抵抗することすら諦め、考えなくなるのですね。 なぜなら、それが日常のことで、サーカスの象の常識になるからです。 そして、その常識によって自分を制限してしまうのです。 そう、自分でも気付かない内に。
これと同じようなことがあなた自身の中にも起きていませんか? 自分には、どんな夢や可能性があっても、「ロープ」があると思い込んで、 『出来ない』、『駄目だ』と思い込んでしまって、『やらない』のではありませんか?
あなたには、素晴らしい才能があり、素晴らしい可能性が潜んでいるのです。 でも、あなた自身、潜在能力をホントはちゃんと知っているのです。
それに気づくのか、気付こうとしないのか、あなたの潜在能力を如何に引き出せるのか。 これが未来への架け橋への分岐点になるのです。
もしも、諦めの境地の象が、大地震や火事に襲われたとすればどうでしょう。 きっと、いとも簡単にロープを引きちぎり、本来の力を発揮することでしょう。
同じように、人間でも 『火事場の馬鹿力』が出るのです。 それが本来持っている潜在的な力なのです。
私の一人息子が小学一年の時 奈良から大阪へ車で連れて行った時のことです。 詳細はいつか機会があればお話ししますが、大阪で突然に行方不明になったのです。 警察にもお願いし、必死で探しました。 でも、いくら探しても見つかりません。 段々暗くなってきます。
車だったので真冬なのに薄着のまま 下手すると、凍死するかも…。 誰かに連れ去られるかも…。 車に撥ねられるかも…。 どこかで膝小僧を抱え、泣いているかも…。 不安が不安を増幅させます。
行方不明から5時間以上経った頃でしょうか 自宅で一人留守番待機し、気丈に情報基地になっていた小学4年の次女 (全員捜索の為情報の一元化が必要だった⇒携帯が普及する前の話し)に電話を架けたところ 今一人で帰ってきた とのこと。
えーっ、、、どうやって?? 歩いて!? えっ、、大阪から奈良まで20キロ以上の道のりを、 一人で、 なっ、なんと!? 道も知らないのに?? えーっ、、!! 自動車専用の阪奈道路を!! 小学一年の子供が、一人で歩いて、とぼとぼと…!?
聞けば、車の排ガスで、顔中まっ黒け 歩道もない専用道路ゆえ、真横を車がびゅんびゅん通過していく 子供心にも危ないと感じ、ガードレールに掴まりながら歩いたとのこと お陰で、手もまっ黒け よくぞ車に撥ねられず生きていたもの…。 車の運転手は驚かなかったかい? うん、びっくりして振り返ってたよ ううむ…それだけ…??
もし道が分からず、迷ったらどうする気だったの?? 知ってる場所まで戻り、最初からやり直した と淡々と話す。
えーっ!! とても信じられない、、、。 知らない道を誰の手も借りずに、ただただ黙々と5時間以上歩き続けた…。 僅か6歳の一人息子…。 もし万一何かあったのなら全て私の責任…。 今でも思い出す度に背筋が凍る。
ホッとするのと信じられない気持ちの交錯。 人の無限の力、可能性を垣間見た瞬間であった。
もう、大人になった一人息子だが 奇跡を見たのは 後にも先にもこの時だけ… (苦笑) もしかしたら、全ての勇気と知恵をこの時に使い切ったのかも…。 やっぱり私の所為か…トホホッ…(;~∧~;)ヾ。
人にはまぎれもなく無限の可能性があるのです。 ああ、自分にはこんなに力があったのか? 可能性があったのかと。
結局、これまでの自分の経験や教育、 見たり、聞いたり、体験したものがベースになって 自分の常識や限界を決め打ちしているのですね。
自分は、この程度 自分には変えれない 変われない。
無限の可能性に自分でリミッターを掛けて制限しているのです。
しかし、その制限を外すことができれば そこからまた新たな成長が始まります。
その壁を破るには、今までの思いこみ、自分の常識、過去の記憶を塗り替えること。 それには、今までの常識、現実を超えるような成功体験をすること。
そんなことが可能なのか? 可能です。
自分の限界に果敢にチャレンジすることです。 無理だと思って、思い込んでいることにチャレンジするのです。
チャレンジして、成功体験になった時 あなたの記憶は書き換わり、クイは抜け、ロープがちぎれるのです。 あなたを現状に留めていたリミッターが外されるのです。
そのはじめの第一歩は、 『限界だ!という思い込みを捨てること。』 『サーカスの象』にならないこと。
本当に自分がなりたい、したい現実を、自分の心に問いかけ 見つめ直すこと。
それが、現実とかけ離れているのなら 今が、それほど良いものではないということを、素直に認め、 受け入れること。
そして、その現実を変えることを決断し実行に移すことです。
今から これから
↓ブログ存続の為出来ればクリックよろしくです↓☆
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/2577896
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック