2022年05月16日
プレミア化する美少女フィギュアなんて無い。
静岡県静岡市清水区の美少女フィギュア専門店の店長です。
記事タイトルをキャッチーなものにしてみました。
もちろん、プレミア化する美少女フィギュアは存在します。
わたしが言いたいのは「予約段階から確実にプレミア化する美少女フィギュアを予想するのは難しい」ということ。
たとえば・・生産数が300体みたいな数量限定品ならともかく、一般もしくは販路限定品フィギュアは受注生産です。
しかも、ほとんどが完全受注生産ではありません。
あ、完全受注生産と受注生産は似ているけど異なりますからね。完全受注生産は破損交換用くらいは作るけど、店頭販売用や蔵出し用は作りません。
そこまでやったら完全受注生産とは言えなくなりますから。
たいして受注生産はネット販売用、店舗販売用、イベント販売用、破損交換用、小売店の販売用など、ある程度の余裕をもって作られます。
さらに、そこへ予約開始直後から「前作プレ値!」「過去作プレミア!」とアフィリエイターが予約を煽ります。
そりゃ余るものは余ります。
ここで最近、プレミア化した美少女フィギュアを挙げてみましょう。
WAVE 白鳥の女の子
ねんどろいど 宝鐘マリン
ベロチュー 鬼姫
あたりですか。
どうです?ねんどろいど宝鐘マリン以外は一般受注生産品です。白鳥の女の子も鬼姫も発売後のレビューで人気に火がついた・・・と、わたしは分析します。
このように予約段階から注目を浴びていないモデル、販路限定のえちえちモデル、不人気だったのに発売後のレビューで火がつくモデルのほうが生産数は少なめなので、市場からは枯れやすいのです。
枯れなければプレミア化しません。
アルターだから
ライザだから
販路限定品だから
そうやって煽られて大量に作られたモデルがどんな運命をたどったのか。
わたし同じようなことを10年以上前から発言していますが、煽られて余り投げ売り、余ったから控える品薄プレミアの流れを繰り返している気がします。
フィギュア新作予約最大25%オフ!あみあみ
2022年05月14日
フィギュアの予約段階の「完売」に感じる違和感。
肌色率高いけれど、水着だよ、水着だからセンシチブじゃないよ。
美少女フィギュア専門店の店長です。こんばんは。
わたし20年以上も美少女フィギュアと付き合ってきました。うち14年は自分で美少女フィギュアの専門店までやっています。
かなり前から、美少女フィギュアの素人がアフィリエイト報酬目的でブログをやっていることは知っていました。
彼らはとにかくアフィリエイト報酬のために売りたいのか、煽りがひどい。
お早目に!完売!の連呼。
とくにヒドイのが「完売」の扱い。
weblio辞書によれば、完売とは「売りつくすこと」の意味になります。
わたしは完全に売り切れたことと思っています。
たとえば、減数表示の再販ねんどろいどのラフタリア。あみあみさんでは「予約停止中」になっています。
予約停止中ということは、予約が再開する可能性もあるということ。
それを勝手に完売と言い切ってしまうのはいかがなものでしょう。
完売!と言ってよいのは、その店で働いていて売り切れたことを知っている人間だけだと思うのですが。
あなたはどう感じますか。
ちなみに投稿時、再販のラフタリア、盾の勇者ともにグッスマオンラインさんにて「一人2体まで」予約が可能です。
フィギュア新作予約最大25%オフ!あみあみ
タグ:完売