2012年08月07日
【夏帯】◆まろやかな地風…!重要無形文化財【喜如嘉の芭蕉布】芭蕉布九寸帯手織・草木染め「縞」(仕・新古品)
【夏帯】◆まろやかな地風…!重要無形文化財【喜如嘉の芭蕉布】芭蕉布九寸帯手織・草木染め...
価格 315,000円 (税込) 送料込
績み芭蕉糸100% 長さ3.6m
◆喜如嘉の芭蕉布保存会、喜如嘉芭蕉布事業協同組合の証紙、沖縄県伝統工芸品の証紙、沖縄県織物検査済の証紙がございます。
見れば歴然。触れれば納得。
決算ですから、証紙付きの新古品をお値打ちにお届けいたします!
◆期間限定8月7日(火)までの掲載品となります。
新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆一般参考販売価格は、未仕立て600,000円前後で販売されるお品でございます。
◆未着用の新古品として仕入れてまいりましたので、美品でございます!新品の半額以下でお届けいたしますので、お値打ちに御召くださいませ!
若夏がなれば 心うかされて でかよ真肌苧よ 引きやり遊ば…
(若夏の季節になると心がうきだって、じっとしていられない、さあ、乙女の柔肌のような芭蕉苧から糸をひいて遊ぼう)
琉球の美しい風と、やさしい大地に育まれて生まれた織物、芭蕉布。
「芭蕉布」とは、沖縄手織りの中でも最古の1つと言われており、その名の通り植物の糸芭蕉を原料として織り上げられた布です。
亜熱帯から熱帯地方に生育しますが、適度な寒暖があり、細かい繊維がとれる、奄美・沖縄の糸芭蕉が最も良いとされています。
芭蕉布の大きな特徴は、麻より繊維が堅いため軽く張りがあり風通しが非常に良く、衣類が肌にまとわり付くこと無く、一層さらりとした肌触りがあることです。猛暑で夏の長い、亜熱帯気候の沖縄に最適な織物として、王族から農民にいたるまで夏の衣類として広く愛用されていました。
また近世から第二次大戦まで、農村では屋敷の裏庭や畑に糸芭蕉を栽培し、自給自足の生産体制が続いておりました。しかし、かの大戦によって芭蕉布は造る人も材料も廃れてしまい、途絶える寸前になってしまいました。その芭蕉布を復興させ、伝統の技術と美を今に伝えてくださったのが平良敏子氏です。
柳宗悦の『芭蕉布物語』に感銘を受けた平良氏は、倉敷で大原総一郎・外村吉之介両氏に激励されながら、倉敷で学んだ織りの知識を活かし、さまざまな技術改良を加えて、芭蕉布を「重要無形文化財」にまで復興させました。
一枚の芭蕉布ができあがるまでには、気が遠くなるほどの工程を経なければなりません。それは、原木を栽培することから始まります。野生のものでは硬くて使用できないので、繊維を柔らかくするための工夫をしながら育てるのです。そこから、皮を剥ぎ、木灰汁で煮、しごいて不純物を取り除き、水に浸し、用途に合わせた細さに裂き、結び繋げる…これでようやく糸ができます。簡単なようですが、大変な労力と時間が必要で、重要な工程です。それから撚りをかけ、整経。染色用や絣用でそれぞれ異なる処理をし、やっと織る作業へと入ります。乾燥に弱い芭蕉が切れないように、絶えず湿気を与えながら織ります。5、6月の梅雨の時期が最適だそうです。最後に織り上がった反を木灰汁で炊き、洗濯をして仕上げます。
ここまでしてやっと一枚の布が織り上がるのですから、
芭蕉布の希少性をわかって頂けるのではないでしょうか。
ご覧くださいませ。
その手触りは例えようがございません。心地良いシャリ感に、
自然の恵みを感じる節の感触…まさしく命を織り込んだ至極の布といえるでしょう。
糸の風合い豊かに、織り上げられたのは、琉球藍で染め上げられた縞模様。
本場京都室町よりお届けする
新作、逸品、お値打ち品の数々!
きもののことなら京都きもの市場へ!
価格 315,000円 (税込) 送料込
績み芭蕉糸100% 長さ3.6m
◆喜如嘉の芭蕉布保存会、喜如嘉芭蕉布事業協同組合の証紙、沖縄県伝統工芸品の証紙、沖縄県織物検査済の証紙がございます。
見れば歴然。触れれば納得。
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◆期間限定8月7日(火)までの掲載品となります。
新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆一般参考販売価格は、未仕立て600,000円前後で販売されるお品でございます。
◆未着用の新古品として仕入れてまいりましたので、美品でございます!新品の半額以下でお届けいたしますので、お値打ちに御召くださいませ!
若夏がなれば 心うかされて でかよ真肌苧よ 引きやり遊ば…
(若夏の季節になると心がうきだって、じっとしていられない、さあ、乙女の柔肌のような芭蕉苧から糸をひいて遊ぼう)
琉球の美しい風と、やさしい大地に育まれて生まれた織物、芭蕉布。
「芭蕉布」とは、沖縄手織りの中でも最古の1つと言われており、その名の通り植物の糸芭蕉を原料として織り上げられた布です。
亜熱帯から熱帯地方に生育しますが、適度な寒暖があり、細かい繊維がとれる、奄美・沖縄の糸芭蕉が最も良いとされています。
芭蕉布の大きな特徴は、麻より繊維が堅いため軽く張りがあり風通しが非常に良く、衣類が肌にまとわり付くこと無く、一層さらりとした肌触りがあることです。猛暑で夏の長い、亜熱帯気候の沖縄に最適な織物として、王族から農民にいたるまで夏の衣類として広く愛用されていました。
また近世から第二次大戦まで、農村では屋敷の裏庭や畑に糸芭蕉を栽培し、自給自足の生産体制が続いておりました。しかし、かの大戦によって芭蕉布は造る人も材料も廃れてしまい、途絶える寸前になってしまいました。その芭蕉布を復興させ、伝統の技術と美を今に伝えてくださったのが平良敏子氏です。
柳宗悦の『芭蕉布物語』に感銘を受けた平良氏は、倉敷で大原総一郎・外村吉之介両氏に激励されながら、倉敷で学んだ織りの知識を活かし、さまざまな技術改良を加えて、芭蕉布を「重要無形文化財」にまで復興させました。
一枚の芭蕉布ができあがるまでには、気が遠くなるほどの工程を経なければなりません。それは、原木を栽培することから始まります。野生のものでは硬くて使用できないので、繊維を柔らかくするための工夫をしながら育てるのです。そこから、皮を剥ぎ、木灰汁で煮、しごいて不純物を取り除き、水に浸し、用途に合わせた細さに裂き、結び繋げる…これでようやく糸ができます。簡単なようですが、大変な労力と時間が必要で、重要な工程です。それから撚りをかけ、整経。染色用や絣用でそれぞれ異なる処理をし、やっと織る作業へと入ります。乾燥に弱い芭蕉が切れないように、絶えず湿気を与えながら織ります。5、6月の梅雨の時期が最適だそうです。最後に織り上がった反を木灰汁で炊き、洗濯をして仕上げます。
ここまでしてやっと一枚の布が織り上がるのですから、
芭蕉布の希少性をわかって頂けるのではないでしょうか。
ご覧くださいませ。
その手触りは例えようがございません。心地良いシャリ感に、
自然の恵みを感じる節の感触…まさしく命を織り込んだ至極の布といえるでしょう。
糸の風合い豊かに、織り上げられたのは、琉球藍で染め上げられた縞模様。
本場京都室町よりお届けする
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