2018年02月18日
本場大島紬 7マルキ 本藍染 本場奄美大島紬協同組合 伝統的工芸品
本場大島紬 7マルキ 本藍染 本場奄美大島紬協同組合 伝統的工芸品
価格 280,000円 (税込) 送料無料
素材:絹100% 長さ:12m以上 おすすめ着用シーズン:10月頃〜5月頃までの袷、6月・9月頃の単衣 着用年齢:ご年齢は問わず着用して頂けます 合わせる帯:八寸・九寸名古屋帯・お洒落袋帯・半巾帯など 奄美大島(鹿児島県)を本場生産地(発祥の地)とする絹織物で日本の民族衣装を代表する「着物の女王」とも言われている日本三大織紬の一角です。 最も古い記録によれば1720年、薩摩藩の指示により島役人以外の紬着用が禁じてられていました。そのため、それ以前から生産が行われていたと考えられ、黒砂糖とともに藩の重要な財源であったのです。19世紀頃からは、絣の技術が取り入れられ、大島が紬と言えるのは明治初年くらいまでであり、現在では紬糸では無く撚糸を使って織られる為、本来の製法としての紬とは言えなくなっています。その上で名称を付けるなら「大島絣」となります。それまでの大島紬の製作法は現在の結城紬とまったく同じものであり、製糸するときに使う糊が、結城では米糊・大島では海苔の違いのみです。 定義 本場大島紬の定義として 絹100%である 先染手織りである 平織りである(経糸緯糸は1本ごとに浮沈する織物) 締機で手作業により経緯絣の加工をしたもの 手機で経緯絣を合わせて織り上げられたもの 以上の5つが定義としています。 製作工程 大島紬の作業工程は全部で60以上になり、それらを大きく分けると… 図案設計 原図やイメージを元に、構図取り、絣詰め、色の構成など、大島紬作成の為に大切な工程の設計を行います。 以前は1点1点手描きで方眼紙に設計図を描いていましたが、最近では大島紬の図案用のパソコンソフトを使っての作業が主流となっています。 この時点でどれだけの糸が必要か計算をし、糸の用意をします。 整経 出来たばかりの絹糸は長さがばらばらなので、ハエバタで図案にあった織り上りの密度(マルキ)や風合いを考えながら糸の種類や太さ、量を決めます。整経した糸はのりばりと言って、天気のいい日に整経した経糸・緯糸を別々に海藻糊で固め、日光で十分に乾燥させます。 次の工程の絣締めで更に乾燥させます。 絣締め 絣の模様を作る工程で、機織り機よりも一回り大きな機で図案を基に、木綿糸で絹糸を強く織り締めます。 締めたたところは染まらず、締めなかったところは柄の素になります。 染色(先染め) 締めた糸や地糸(絵で言う背景の色)を染めていきます。※泥染めが代表 加工 ここでの加工は織りに入る前の糸の加工を指します。 色指し(染料の刷り込み)目破り(色差しした後、締めた糸を解いていく)絣全解(色を差した後、締めた糸を取り除く)板巻(織り機1機分に分けた糸を、絣を揃えながら板に巻き込む) 機織り 職人さんが丹精込めて作った糸を図案通りに高機という手織り用の機で織っていきます。 7cmほど織ると経糸をゆるめ、1本1本丁寧に絣模様を合わせます。個人個人で織りやすい織りにくいマルキ数や柄があるので、その織り子の方に合わせて糸を用意します。 検査 織り終わった反物は幅や長さをはじめ、色ムラや絣の不揃いなど20項目にも及ぶ厳しい検査が行われます。この検査に通って初めて本場大島紬の証紙が貼られ製品として認められます。 泥染めとは… 絹糸の蚕白質の上にシャリンバイ(バラ科の植物)に含まれているタンニン酸色素と泥田の中の鉄分(酸化第2鉄)等が科学結合を85回以上繰り返し染色することにより堅牢(色落ちしない)で深く光沢のある渋い黒色に染まります。 絹の美しい光沢は動物性、シャリンバイ染の柔らかさは植物性、鉄分による鉱物性の3つの特徴を兼ね備えた強い繊維になり、しっかりと柔らかな肌触りは親子3代譲り受ける事ができる世界で類を見ない寸色技法が大島紬の泥染めです。
きもの阿波和
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素材:絹100% 長さ:12m以上 おすすめ着用シーズン:10月頃〜5月頃までの袷、6月・9月頃の単衣 着用年齢:ご年齢は問わず着用して頂けます 合わせる帯:八寸・九寸名古屋帯・お洒落袋帯・半巾帯など 奄美大島(鹿児島県)を本場生産地(発祥の地)とする絹織物で日本の民族衣装を代表する「着物の女王」とも言われている日本三大織紬の一角です。 最も古い記録によれば1720年、薩摩藩の指示により島役人以外の紬着用が禁じてられていました。そのため、それ以前から生産が行われていたと考えられ、黒砂糖とともに藩の重要な財源であったのです。19世紀頃からは、絣の技術が取り入れられ、大島が紬と言えるのは明治初年くらいまでであり、現在では紬糸では無く撚糸を使って織られる為、本来の製法としての紬とは言えなくなっています。その上で名称を付けるなら「大島絣」となります。それまでの大島紬の製作法は現在の結城紬とまったく同じものであり、製糸するときに使う糊が、結城では米糊・大島では海苔の違いのみです。 定義 本場大島紬の定義として 絹100%である 先染手織りである 平織りである(経糸緯糸は1本ごとに浮沈する織物) 締機で手作業により経緯絣の加工をしたもの 手機で経緯絣を合わせて織り上げられたもの 以上の5つが定義としています。 製作工程 大島紬の作業工程は全部で60以上になり、それらを大きく分けると… 図案設計 原図やイメージを元に、構図取り、絣詰め、色の構成など、大島紬作成の為に大切な工程の設計を行います。 以前は1点1点手描きで方眼紙に設計図を描いていましたが、最近では大島紬の図案用のパソコンソフトを使っての作業が主流となっています。 この時点でどれだけの糸が必要か計算をし、糸の用意をします。 整経 出来たばかりの絹糸は長さがばらばらなので、ハエバタで図案にあった織り上りの密度(マルキ)や風合いを考えながら糸の種類や太さ、量を決めます。整経した糸はのりばりと言って、天気のいい日に整経した経糸・緯糸を別々に海藻糊で固め、日光で十分に乾燥させます。 次の工程の絣締めで更に乾燥させます。 絣締め 絣の模様を作る工程で、機織り機よりも一回り大きな機で図案を基に、木綿糸で絹糸を強く織り締めます。 締めたたところは染まらず、締めなかったところは柄の素になります。 染色(先染め) 締めた糸や地糸(絵で言う背景の色)を染めていきます。※泥染めが代表 加工 ここでの加工は織りに入る前の糸の加工を指します。 色指し(染料の刷り込み)目破り(色差しした後、締めた糸を解いていく)絣全解(色を差した後、締めた糸を取り除く)板巻(織り機1機分に分けた糸を、絣を揃えながら板に巻き込む) 機織り 職人さんが丹精込めて作った糸を図案通りに高機という手織り用の機で織っていきます。 7cmほど織ると経糸をゆるめ、1本1本丁寧に絣模様を合わせます。個人個人で織りやすい織りにくいマルキ数や柄があるので、その織り子の方に合わせて糸を用意します。 検査 織り終わった反物は幅や長さをはじめ、色ムラや絣の不揃いなど20項目にも及ぶ厳しい検査が行われます。この検査に通って初めて本場大島紬の証紙が貼られ製品として認められます。 泥染めとは… 絹糸の蚕白質の上にシャリンバイ(バラ科の植物)に含まれているタンニン酸色素と泥田の中の鉄分(酸化第2鉄)等が科学結合を85回以上繰り返し染色することにより堅牢(色落ちしない)で深く光沢のある渋い黒色に染まります。 絹の美しい光沢は動物性、シャリンバイ染の柔らかさは植物性、鉄分による鉱物性の3つの特徴を兼ね備えた強い繊維になり、しっかりと柔らかな肌触りは親子3代譲り受ける事ができる世界で類を見ない寸色技法が大島紬の泥染めです。
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