2009年02月20日
【お品がございません】本場琉球紅型城間栄順最高級振袖「琉球花美匠」
【お品がございません】本場琉球紅型城間栄順最高級振袖「琉球花美匠」
【お品がございません】本場琉球紅型城間栄順最高級振袖「琉球花美匠」
価格 808,500円 (税込) 送料込
絹100%
断ち切り身丈175cm 内巾36.5cm
城間栄順氏の最高傑作としていただいてまいりました。
美しい彩りに染め上げられた琉球紅型のお振袖のご紹介です。
問屋街をまわっても、ここまでの作品にはめったとめぐり合えません。
偶然のご縁がございまして、きもの市場にお譲りいただけた次第です。
琉球王朝時代より、その伝統の技が引き継がれてきた紅型。
絵師が図案を描き、彫り師が型紙を彫り、それを紅型三宗家と言われる「城間家」「知念家」「沢岻家」を中心とした染め師が完成させるという形態で匠の技が守られてまいりました。
廃藩置県や第二次世界大戦といった歴史の波によって、紅型の技は、消え去ろうとしていました。終戦後、その技の復興に努めた中心人物は、戦禍を逃れた城間家の城間栄喜氏と知念家の知念績弘氏でした。廃材の中から、「宗家」の名にかけて琉球王朝の彩りを蘇らせるその苦労と情熱は、想像するだけでも胸が熱くなります。
城間栄順氏は、その人間国宝・城間栄喜氏の長男です。
幼い頃より、職人気質を貫き通した父の背中を見て育ち、本物の紅型と共に生きてきた栄順氏。「仕事が仕事を教えてくれる」との信念で、戦後の激動の時代に紅型復興を志した父栄喜より家業の紅型を受け継ぎました。
鮮やかな彩り、印象に残る大胆なデザイン性。
紅型と聞けば、多くの方の頭に浮かぶデザインや彩りは、ほとんど栄順氏のものでしょう。今回はその記憶に、よりいっそうの存在感をもって、残される特別な一品。
気品有る紗綾型の紋意匠に浮かび上がる、うっすらと紫がかったグレーの彩りを埋めるうように染め上げられた葵や流水に桜花に桔梗、楓、梅花などの意匠美。
あしらわれ紅型独特の感性で、艶あるはなやぎを演出してくれます。
挿し染められた藍、葡萄、緑、臙脂など太陽の恵みともいえる多様な彩りがみずみずしく、そっと水分を含んだ瞬間のような美しいグラデーションで表現されました。
紅型の「びん(紅)」は「色」を指し、「かた(型)」は「模様」を意味します。
琉球王朝の庇護のもとで、王族や高官など身分の高い方の衣装として発展した紅型の染めあがり。その色彩の美しさは、人の心に訴えかけるものがあります。
紅型は、丁寧にひとつひとつ細かな型を彫り、白生地に糊置きをし、顔料を用いて色を挿していきます。そのあとに、筆で色を挿して、刷毛でこすってぼかし染めのようにし、水で糊を洗い流します。各工程に何人もの職人さんが携わり、力を注いで丹精込めて仕上げていきます。
その染には、顔料と染料を用います。顔料には朱、石黄、洋紅、藍蝋、群青、胡粉、墨などで、無機顔料や有機顔料があり、染料には琉球藍、フクギ、蘇芳、ウコン、楊梅、綿腑脂などの植物染料が用いられていました。顔料や蘇芳、綿踊脂は、沖縄に産するもではなく、王朝時代の海外交易によって入手していたものです。
ひとつひとつの丁寧な手作業と、刺繍や金箔などを使わずに、顔料の発色の鮮やかさと型のデザイン性だけで勝負した紅型。妥協の許されないほんものの仕上がりをどうぞお手元でじっくりとお確かめください。
古来より延延とつづく琉球染の本流、本紅型をぜひ、この機会にお求めください。
総柄の琉球紅型でしたら、中堅作家の方でも軽く300万円のお値段。
これだけオモクチの栄順氏のお振袖でございましたら、間違いなく500万円近くで販売されます。
本物だけがもつ深みある色彩のハーモニーを素敵な着姿にお楽しみくださいませ。
手間を惜しまず、芸術的に染め上げられたお品ですので、どのようなフォーマルシーンでも見劣りしない素晴らしい風格がございます。
本物をお探しの方に。必ずやご満足いただけることでしょう。 ハレの舞台を飾る特別な一枚としてのお振袖の美。受け継いでゆく一枚として、存分にご堪能下さいませ。
【お品がございません】本場琉球紅型城間栄順最高級振袖「琉球花美匠」
価格 808,500円 (税込) 送料込
絹100%
断ち切り身丈175cm 内巾36.5cm
城間栄順氏の最高傑作としていただいてまいりました。
美しい彩りに染め上げられた琉球紅型のお振袖のご紹介です。
問屋街をまわっても、ここまでの作品にはめったとめぐり合えません。
偶然のご縁がございまして、きもの市場にお譲りいただけた次第です。
琉球王朝時代より、その伝統の技が引き継がれてきた紅型。
絵師が図案を描き、彫り師が型紙を彫り、それを紅型三宗家と言われる「城間家」「知念家」「沢岻家」を中心とした染め師が完成させるという形態で匠の技が守られてまいりました。
廃藩置県や第二次世界大戦といった歴史の波によって、紅型の技は、消え去ろうとしていました。終戦後、その技の復興に努めた中心人物は、戦禍を逃れた城間家の城間栄喜氏と知念家の知念績弘氏でした。廃材の中から、「宗家」の名にかけて琉球王朝の彩りを蘇らせるその苦労と情熱は、想像するだけでも胸が熱くなります。
城間栄順氏は、その人間国宝・城間栄喜氏の長男です。
幼い頃より、職人気質を貫き通した父の背中を見て育ち、本物の紅型と共に生きてきた栄順氏。「仕事が仕事を教えてくれる」との信念で、戦後の激動の時代に紅型復興を志した父栄喜より家業の紅型を受け継ぎました。
鮮やかな彩り、印象に残る大胆なデザイン性。
紅型と聞けば、多くの方の頭に浮かぶデザインや彩りは、ほとんど栄順氏のものでしょう。今回はその記憶に、よりいっそうの存在感をもって、残される特別な一品。
気品有る紗綾型の紋意匠に浮かび上がる、うっすらと紫がかったグレーの彩りを埋めるうように染め上げられた葵や流水に桜花に桔梗、楓、梅花などの意匠美。
あしらわれ紅型独特の感性で、艶あるはなやぎを演出してくれます。
挿し染められた藍、葡萄、緑、臙脂など太陽の恵みともいえる多様な彩りがみずみずしく、そっと水分を含んだ瞬間のような美しいグラデーションで表現されました。
紅型の「びん(紅)」は「色」を指し、「かた(型)」は「模様」を意味します。
琉球王朝の庇護のもとで、王族や高官など身分の高い方の衣装として発展した紅型の染めあがり。その色彩の美しさは、人の心に訴えかけるものがあります。
紅型は、丁寧にひとつひとつ細かな型を彫り、白生地に糊置きをし、顔料を用いて色を挿していきます。そのあとに、筆で色を挿して、刷毛でこすってぼかし染めのようにし、水で糊を洗い流します。各工程に何人もの職人さんが携わり、力を注いで丹精込めて仕上げていきます。
その染には、顔料と染料を用います。顔料には朱、石黄、洋紅、藍蝋、群青、胡粉、墨などで、無機顔料や有機顔料があり、染料には琉球藍、フクギ、蘇芳、ウコン、楊梅、綿腑脂などの植物染料が用いられていました。顔料や蘇芳、綿踊脂は、沖縄に産するもではなく、王朝時代の海外交易によって入手していたものです。
ひとつひとつの丁寧な手作業と、刺繍や金箔などを使わずに、顔料の発色の鮮やかさと型のデザイン性だけで勝負した紅型。妥協の許されないほんものの仕上がりをどうぞお手元でじっくりとお確かめください。
古来より延延とつづく琉球染の本流、本紅型をぜひ、この機会にお求めください。
総柄の琉球紅型でしたら、中堅作家の方でも軽く300万円のお値段。
これだけオモクチの栄順氏のお振袖でございましたら、間違いなく500万円近くで販売されます。
本物だけがもつ深みある色彩のハーモニーを素敵な着姿にお楽しみくださいませ。
手間を惜しまず、芸術的に染め上げられたお品ですので、どのようなフォーマルシーンでも見劣りしない素晴らしい風格がございます。
本物をお探しの方に。必ずやご満足いただけることでしょう。 ハレの舞台を飾る特別な一枚としてのお振袖の美。受け継いでゆく一枚として、存分にご堪能下さいませ。