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2021年10月07日

緊張感高まってるので、投資家は10月、11月は慎重にトレードを!!

中国不動産業界では、
ここ数週間に中国恒大集団の危機が一段と深まって以降で
初のドル建て債デフォルト(債務不履行)が起きた。

債務を膨らませて資金調達に走った他の不動産会社と世界への影響波及を巡って、
投資家の懸念が増幅している。


高級マンションや都市再開発プロジェクトを手掛ける花様年控股集団
(ファンタジア・ホールディングス・グループ)は、

4日が期限だった社債2億570万ドル(約230億円)相当を償還できなかった。

5日には同社を「一部デフォルト」に格下げする動きが相次いだ。

中国・花様年の格下げ相次ぐ、フィッチとS&Pは「一部デフォルト」

  緊張感の高まる中国不動産業界で次にトラブルを起こすのはどこか。
社債保有者らは各発行体の元利払いの日程を精査している。


  投資家がまず注視しているのは
、鑫苑置業のドル建て債2億2900万ドル相当の償還日である10月15日だ。



格付け会社フィッチ・レーティングスは先月、
鑫苑置業の格付けを1段階引き下げて「CCC」とした。
10月に償還期限を迎える同社社債に関する「借り換えリスクの高さ」を理由に挙げた。


  さらに、建業地産(セントラル・チャイナ・リアルエステート)が
社債4億ドル相当の償還期限を迎える11月8日も注目される。


  中国恒大を巡り不透明性がある中で花様年が社債を償還できず、
市場には懸念が広がった。ブルームバーグの指数によると、
中国のハイイールド・ドル建て債の平均価格は5日に7月以来の大幅安を記録。


不動産開発会社の株価も下落し、融創中国と中国奥園集団はともに10%余り下げた。
(ブルームバーグニュース)
タグ:FX
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