すみっちの徒然日記

今朝の中央線は、
線路内に侵入された方がいらっしゃったとかで、
通勤時間は、もう大混乱！
いつも乗る駅は、ホームから人があふれて階段まで埋まっていました。

やっとのことで乗り込んだ電車も、
ありえないくらいのぎゅうぎゅう詰め。
身動きひとつ取れません。
そして、
前の電車が詰まっているとかで、
電車は駅間で、とうとう停車状態に。
冷房はかかっているものの、
なんせ、すし詰め状態なので、
車内はムンムンと蒸し暑くサウナ状態。
と、その時、
私のすぐ後ろにくっついていたお嬢さんが、
一緒にいた彼氏に、
「〇〇ちゃん、私、なんだか気分悪い・・・」
と、言い始めたのです。
まあ〜、こんなに空気悪いんだから気分も悪くなるだろうな〜
なんて、気の毒に思ってたら、
「もう、吐きそうなんだけど・・・」
「我慢できないんだけど・・・」
「そのABCマートの袋、使っていい？」
と、だんだん切羽詰まった状態に！
おお〜っ、お、お嬢さん、そ、それは！
たいへんに気の毒ではあるが、
この密室状態でリバースしてしまったら、
どんなことになってしまうのだろう？？
想像するだに恐ろしい展開が！
正直、人一倍鼻の性能が良い私、
もらいゲ〇しないでいられる自信がない。
周囲にもさわさわと動揺の気配が広がって
みんなが彼女の状況に全神経集中状態に！

緊張と心配の時間が流れる中
ようやく、電車発車のアナウンス。
次の駅は、すぐそこです。
どうか、お嬢さん、頑張って!!
と、その場の皆さんの心は一つになっていたと思う。
次の駅に到着するやいなや、
彼氏の、
「すいませ〜ん、降りま〜す!!」
の声に、あの極限すし詰め状態の人々が、
モーゼの十戒の海のように美しく道割れしたのでした。

ちょっと感動した。
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