2016年05月14日
スタンミエンチャイの「旧ゴミ山」
内戦が終結し、急激に発展を始めた首都プノンペンでは、貧富の差が激しく、ストリートチルドレンやゴミを拾って生活している人も少なくありません。
「旧ゴミ山」と呼ばれる場所がStuengmeanchey(スタンミエンチャイ)にあります。
以前はプノンペンのゴミはすべてここ、Stuengmeanchey(スタンミエンチャイ)に集められました。
長年の間に市内のすべてのゴミが分別される事なく積み重ねられた結果、ゴミ山となりました。
地方に住み職がない人達が大勢プノンペンに仕事を求めて出稼ぎに来ました。
しかし、なかなか仕事も見つからず、このゴミ山を「働く場所」にしたのです。
ゴミ山での仕事はリサイクル可能なペットボトル、ビニール、空き缶、銅、鉄などを拾い集めて中間業者に売ります。
当時は毎日200台以上のトラックがやってきて、人々は換金できるゴミを求めトラックに群がるのです。
1日0.5〜1ドルほどの稼ぎのために大人も子供たちも働いていました。
仕事環境については最悪で、メタンガスによる自然発火それに伴うダイオキシンの発生、埃、粉塵、悪臭、蠅や害虫の大量発生、有害物質による土壌汚染、汚染した浸水の流出など周辺の環境に重大な影響を与えました。
ゴミ山で働いている人達や近隣の住民の健康問題(気管支炎、喘息など)もあります。
しかし今は別の場所で、新しいゴミ山があります。
Stuengmeanchey(スタンミエンチャイ)のゴミ山のゴミは少なくなりました。
今はこの場所をお金持ちのカンボジア人が買い取ったそうです。
新しいゴミ山は中心部からKilling field近くのDang Korにあります。
関係者またはCity Hallからの許可(1週間以上前申請)がないと入れません。
現在の「旧ゴミ山」エリアは、NGOが支援してる住宅や狭い路地の奥には密集して立ち並ぶ家があり、この付近で生活している人はまだ沢山います。
学校へ通えない子供たちの為に、勉強を教えているNGOもあります。
午前中勉強して、ランチを先生と子供たち皆で食べる...勉強したら食べ物が食べられるという流れです。
Stuengmeanchey(スタンミエンチャイ)にある「愛センター」の創設者の方は、この「ゴミ山」とそこで働く子供たちを見て、なんとかしないといけないと思いフリースクール「愛センター」を作ったそうです。
昨年10周年を迎え、今現在も100名以上の子供達が利用しています。
「愛センター」では、このエリアに住むお母さんにミサンガ作りなど仕事の提供や、食育など定期的に行っています。
ここを働く場所として仕事をしていた人達は今どこにいったのでしょうか。
ゴミ山で働いてた人達は、それしか仕事がないためやっていたのに、その場所がなくなってしまって...
カンボジアは解決しないといけない問題は多々ありますが「寄付」だけではなく、「仕事の提供」をすることが重要なのかなとも思います。
「旧ゴミ山」と呼ばれる場所がStuengmeanchey(スタンミエンチャイ)にあります。
以前はプノンペンのゴミはすべてここ、Stuengmeanchey(スタンミエンチャイ)に集められました。
長年の間に市内のすべてのゴミが分別される事なく積み重ねられた結果、ゴミ山となりました。
地方に住み職がない人達が大勢プノンペンに仕事を求めて出稼ぎに来ました。
しかし、なかなか仕事も見つからず、このゴミ山を「働く場所」にしたのです。
ゴミ山での仕事はリサイクル可能なペットボトル、ビニール、空き缶、銅、鉄などを拾い集めて中間業者に売ります。
当時は毎日200台以上のトラックがやってきて、人々は換金できるゴミを求めトラックに群がるのです。
1日0.5〜1ドルほどの稼ぎのために大人も子供たちも働いていました。
仕事環境については最悪で、メタンガスによる自然発火それに伴うダイオキシンの発生、埃、粉塵、悪臭、蠅や害虫の大量発生、有害物質による土壌汚染、汚染した浸水の流出など周辺の環境に重大な影響を与えました。
ゴミ山で働いている人達や近隣の住民の健康問題(気管支炎、喘息など)もあります。
しかし今は別の場所で、新しいゴミ山があります。
Stuengmeanchey(スタンミエンチャイ)のゴミ山のゴミは少なくなりました。
今はこの場所をお金持ちのカンボジア人が買い取ったそうです。
新しいゴミ山は中心部からKilling field近くのDang Korにあります。
関係者またはCity Hallからの許可(1週間以上前申請)がないと入れません。
現在の「旧ゴミ山」エリアは、NGOが支援してる住宅や狭い路地の奥には密集して立ち並ぶ家があり、この付近で生活している人はまだ沢山います。
学校へ通えない子供たちの為に、勉強を教えているNGOもあります。
午前中勉強して、ランチを先生と子供たち皆で食べる...勉強したら食べ物が食べられるという流れです。
Stuengmeanchey(スタンミエンチャイ)にある「愛センター」の創設者の方は、この「ゴミ山」とそこで働く子供たちを見て、なんとかしないといけないと思いフリースクール「愛センター」を作ったそうです。
昨年10周年を迎え、今現在も100名以上の子供達が利用しています。
「愛センター」では、このエリアに住むお母さんにミサンガ作りなど仕事の提供や、食育など定期的に行っています。
ここを働く場所として仕事をしていた人達は今どこにいったのでしょうか。
ゴミ山で働いてた人達は、それしか仕事がないためやっていたのに、その場所がなくなってしまって...
カンボジアは解決しないといけない問題は多々ありますが「寄付」だけではなく、「仕事の提供」をすることが重要なのかなとも思います。
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