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2024年12月07日

内閣府>国民経済計算>四半期GDP成長率データを分析する [経済学・経済政策]


 こんにちは!
 EVE2です。
統計.jpg
 本日は、土曜日ということで、経済学・経済政策の統計問題の検討をしたいと思います。
 前回は、グラフを作ることを目的としていたため、内閣府>国民経済計算>四半期GDP成長率のトップレベルしか見ることができませんでしたが、本日は、もっと、詳しく見ていきます。


[3行目トップレベル項目]
 前回のブログでトップレベル項目と言っていたのは、内閣府>国民経済計算>四半期GDP成長率の時系列データの3行目の項目を指しています。どんな項目があったのか再確認してみましょう

国内総生産(支出側)
民間最終消費支出
民間住宅
民間企業設備
民間在庫変動
政府最終消費支出
公的固定資本形成
公的在庫変動
財貨・サービス>純輸出
交易利得
国内総所得
海外からの所得>純受取
国民総所得
国内需要
民間需要
公的需要
総固定資本形成
最終需要


以上の項目のうち、民間在庫変動公的在庫変動財貨・サービス>純輸出交易利得海外からの所得>純受取がアスタリスクとなっており、数値が入っていない状態です。該当する四半期において、必要なデータがまだ確定していない、または正確性の確認中であると思われます。

[4行目の項目]
 4行目に記載されている項目は以下の通りです。

家計最終消費支出
純輸出
輸出
輸入
純受取
受取
支払


純輸出と純受取は、トップレベル(3行目)でアスタリスクとなっている項目配下なので、削除します。
 そして、残りなのですが、家計最終消費支出は、C列の民間最終消費支出の後のD列にあり、3行から4行にレベルを落として記述されています。それは、家計最終消費支出が民間最終消費支出の中核部分となり含まれるためだと思われます。
 次に輸出輸入は、L列の財貨・サービス>純輸出の後の、M列、N列にそれぞれレベルを下げて記載されている点をみると、そのままデータとして利用できそうです。
 試験問題に輸出と輸入という項目があったので、この項目がそのまま利用できるかもしれません。そういえば、純輸出は、輸出−輸入で求めることができましたね?純輸出は、自分で計算してくださいということでしょうか?
 そして、最後に受取、支払ですが、R列の海外からの所得>純受取の後の、S列、T列にあるので、これは、海外からの受取、支払を示していると想定されます。もしそうなら、海外の所得>純受取は、「受取−支払」で求めることができます。純受取も純輸出同様に、自分で計算し求めてくださいということなのかもしれません。

[5行目]
 5行目には1項目しかありません。除く持ち家の帰属家賃なのですが、これは、4行目の家計最終消費支出と同じ扱いで、家計最終消費支出と民間最終消費支出に含まれるため、このような記述になっているのだと思われます。

除く持ち家の帰属家賃



[データの考察]
 以上の分析内容をまとめると以下の通りとなります。

国内総生産(支出側)
民間最終消費支出
 ┗家計最終消費支出
  ┗除く持ち家の帰属家賃
民間住宅
民間企業設備
政府最終消費支出
公的固定資本形成
財貨・サービス
 ┣純輸出
 ┣輸出
 ┗輸入
国内総所得
海外からの所得
 ┣純受取
 ┣受取
 ┗支払
国民総所得
国内需要
民間需要
公的需要
総固定資本形成
最終需要



[数値の意味]
 中の数値を見ていくと、一桁から二桁の数字で記載されています。内閣府>国民経済計算>四半期GDP成長率のサブタイトルを見ると、2024年7月−9月期(前期比)と記載があるので、前期と比べて伸び率を数値として記載しているようです。
 想定されているその内容をChatGPTに正しいかどうか聞いてみました。

 内閣府が公表している「四半期GDP成長率の時系列データ」に記載されている数値は、その四半期のGDP成長率を示しています。具体的には、以下のような意味があります。

❶「前期比」の成長率
 データのサブタイトルに「2024年7月−9月期(前期比)」と記載がある場合、この数値は「前の四半期(例えば、2024年4月−6月期)と比べてGDPがどれだけ増加または減少したか」を示しています。

❷表記されている数値の単位
 通常、内閣府のGDP成長率データでは、成長率を「%(パーセント)」で示しています。例えば、数値が「1.2」であれば「前期と比べてGDPが1.2%増加」、数値が「-0.5」であれば「前期と比べてGDPが0.5%減少」という意味です。

❸「前期比」と「年率換算」の違い
 場合によっては、「年率換算」の成長率も併記されていることがあります。「年率換算」とは、仮にその四半期の成長率が年間を通して続いた場合の成長率を表したものです(年率換算値は通常、前期比成長率を元にして計算されます)。

■例:
・「前期比 1.0%」の場合:その四半期でGDPが前の四半期と比べて1.0%増加した。
・「年率換算 4.0%」の場合:その四半期のペースが1年間続いた場合、年間では4.0%の成長になるという意味。



[あとがき]
 以上の状況をグラフとすると以下の通りとなります。ごちゃごちゃしていてなんだか分かりませんね?以下のグラフは、関連するグループごとにまとめ評価したほうがいいようです。
内閣府>国民経済計算>四半期GDP成長率2024年7月−9月期(前期比).png

 では、来週は、国内の経済状況を分析する上で、どのようなグループに分けて分析したらいいのか、検討していきたいと思います。

 では、また!