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2023年02月25日

高城俊人の「宜野湾“ジョー”熱リポート」
最終回は「キャンプ総括」ヨロシク!

高城俊人の「宜野湾“ジョー”熱リポート」
最終回は「キャンプ総括」ヨロシク!




https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2023/02/24/kiji/20230224s00001173203000c.html
昨年11年間の現役生活を終え、今季から1軍用具担当補佐兼BC(ブルペン捕手)に着任した高城俊人の「宜野湾“ジョー”熱リポート」、5回連載最終回。感動のラストは「ジョーのキャンプ総括」を紹介します。


 こんにちは、高城です。皆さんご存じだと思いますが、宜野湾キャンプは昨日(23日)無事に打ち上げました。サポートスタッフとして手締めに参加。ホッとした気分です。

 あっという間のキャンプ。最初は緊張で、何をしていいのかわからなかった。でもクールをこなすと、率先して球を用意したりできるようになった。キャンプの自己採点は前半30点、後半80点です。

 受けた球は、現役時代より断然多かった。三浦監督には、“(ミットの)音が出ないなあ”といじられました。でもそれも、監督の僕に対する愛情です。

 現役時代と意識が変わったのは、若手投手に対する気のつかい方。現役時代は、年下の投手には何も気にせず接していたけど、今は気をつかいます。

 みんな人生が懸かっている。競争の中で、僕も準備を手伝ってあげないと。だから、ワンバウンドも全力で止めました。簡単に後ろにそらしたり痛がったりすると、逆に投手が気をつかう。ワンバウンドを止めるの、必死だし楽しかったです。

 入江、覚えているかなあ?ライブBPのときに“投げやすかったです”と言ってくれた。嬉しかった。自分が本当にブルペンキャッチャーなんだ、と感じた瞬間でした。

 現役時代、サポートスタッフさんの支えを感じていて、自分がその仕事をすることになった。仕事は見ていたので、すんなり入れることができたけど、やはりチームワークの大切さは感じた。
 この写真、いいですよね。打撃投手&ブルペン捕手陣で打ち上げ後に撮影しました。みんな、達成感があって笑顔。その中の1人でいることが嬉しいし、絆も感じました。チームワークです。

 これからオープン戦、そしてシーズン。大好きなベイスターズを支えていきます。審判団の方にも“ジョー熱、読んでいるよ”と言われて、結構このコラムのことで声も掛けてもらいました。

 5回連載、終わります。ぜひ球場では、試合前の僕たちの仕事ぶりにも注目して下さい。またいつかどこかで、ありがとうございましたっ!


城 俊人(たかじょう・しゅうと)1993年(平5)5月3日生まれ、福岡県出身の29歳。九州国際大付では3度甲子園出場。11年春に準V。同年ドラフト2位でDeNAに入団。DeNA1期生となった。18年シーズン途中に白崎とともに、赤間、伊藤と2対2の交換トレードでオリックスに移籍。20年DeNA復帰。プロ通算11年で347試合、打率・172、4本塁打、38打点。1メートル76、83キロ。右投げ右打ち。










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