2009年11月30日
あっという間の84円!!
ドル/円の暴落が止まらず、11月27日(金)の朝方に84.82円近辺まで、円高が進んだというよりは、ドル安に拍車がかかったと言う感じです。
ただ、8時40分頃に84円台に突入した後は急反発。一時的にNY時間(日本時間0:10頃)には87円までの戻しが見られ、終値は86.52〜86.55となりました。
前日の11月26日には、86.29まで下落し、年初来安値を更新.
そして、年初来安値をさらに更新し84.82を付けた形です。
今回のドル大幅下落の直接のきっかけは、「ドバイ政府系企業の資金繰り悪化の問題」だったとニュース等で取り上げられてますが、このニュースは昨日の東京市場がオープンしている間にも伝わっていたことを考えると、この下落に関して言えば、米国に対する積もりに積もっていた不安が爆発し如実に為替に反映されたと私は思っています。
つまり、昨日今日のネタではなく、もっともっと根深いものなんじゃないかと。
その後は、藤井財務相さんの「一方的な偏った動きであることは間違いない」「過度な動きには適切に対応する」との発言をきっかけにして、ドル売りの過熱感が見え始めているとの見方もあり、ドルの一時的な反発が強まりましたが、ドル買い圧力は強くなく、自律反発の範囲だと思います。
今後は、日本の当局による円高進行牽制発言や円売り介入を実施するとの思惑が高まれば以前より神経質に反応して、ドルの一時的な反発が強まる可能性。又、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明などに注意は必要ですが、基本的には85円代前半〜84円台に再トライする流れと見ています。
ドル/円の取引スタンスとしては、再度85円前半〜84円台までは介入はないと見て売り8買い2くらいの気持ちでいきます。ただ、発言や介入などがあれば大幅に相場が転換することも考えられるので、リスク管理はしっかりしましょう。
ただ、8時40分頃に84円台に突入した後は急反発。一時的にNY時間(日本時間0:10頃)には87円までの戻しが見られ、終値は86.52〜86.55となりました。
前日の11月26日には、86.29まで下落し、年初来安値を更新.
そして、年初来安値をさらに更新し84.82を付けた形です。
今回のドル大幅下落の直接のきっかけは、「ドバイ政府系企業の資金繰り悪化の問題」だったとニュース等で取り上げられてますが、このニュースは昨日の東京市場がオープンしている間にも伝わっていたことを考えると、この下落に関して言えば、米国に対する積もりに積もっていた不安が爆発し如実に為替に反映されたと私は思っています。
つまり、昨日今日のネタではなく、もっともっと根深いものなんじゃないかと。
その後は、藤井財務相さんの「一方的な偏った動きであることは間違いない」「過度な動きには適切に対応する」との発言をきっかけにして、ドル売りの過熱感が見え始めているとの見方もあり、ドルの一時的な反発が強まりましたが、ドル買い圧力は強くなく、自律反発の範囲だと思います。
今後は、日本の当局による円高進行牽制発言や円売り介入を実施するとの思惑が高まれば以前より神経質に反応して、ドルの一時的な反発が強まる可能性。又、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明などに注意は必要ですが、基本的には85円代前半〜84円台に再トライする流れと見ています。
ドル/円の取引スタンスとしては、再度85円前半〜84円台までは介入はないと見て売り8買い2くらいの気持ちでいきます。ただ、発言や介入などがあれば大幅に相場が転換することも考えられるので、リスク管理はしっかりしましょう。