それぞれもう住む人がいなくなった家の片づけに苦労している。
義理妹はもう半年も毎週実家の掃除に通っている。
どちらも病気を患ってから、何か月か後に特養に移り、その後半年とか一年して亡くなるまで
家には帰れなかった。
特養に入ると、まずは最期の時にしかお家には戻らないわけで
そのころには本人も大分大変な感じになっており、
家族もホトホト疲れており、
もう、片付けとか、そういうのは考えたくないし、手を付けるのも気が引けるし…
で、葬儀のあとに何か月も放置されるのである。
ただ…持ち家だったら、放置で済むのだけれど、
賃貸の場合はそうもいかない。なくなったら即退去を申し受けるのが常だし
一週間以内なんていうところもざらにあるようだ。
(親戚と友人の親の家では、そう告げられて即刻片づけに追われていました。)
都営住宅は、特養に入るときにはもう片付けを命じられるところもあるみたい。
親しい人を亡くした悲しみだけでなく、
残された山積みの遺品に、さらに泣かされるのである。
見ていて本当に辛そう。
何が言いたいかと申しますと。
家のいらないもの片づけておきましょう。
片づけないと、もったいないのです。
衣類は、多分、子供は誰も欲しがりません。
ただもったいなくて、しまい込んでいるだけの、押し入れにあるものは
自分だって使ってないんだから、誰も使いません。
「品がいいけど着ないもの」はホント誰も着ない。
今の高齢者の時代は、なんでも新しいものを買うのが好きな世代
なのに、もったいないとか言ってモノを捨てなかったりする。
もったいないなら買うな!なのにね。
だから意外にモノに執着ないように感じるのだけれど…個人差?どうなんだろう?
もったいなくて、家に置いてあるものは、
捨てる時に金ばかりかかって、残された人たちの負担になって
大変なんだ。
嫌がらせしたいなら。別の話なのですが、そんなふうに思いたくないな。
残された人たちのころを真剣に考えるなら
是非とも断捨離で。
モノではなくお金か、楽しい思い出だけを残してあげてください。
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