軌跡

黄色いロールスロイス

『黄色いロールスロイス』1964年のアメリカ映画。

１台のロールスロイスをめぐる３つのエピソードを綴った

オムニバス映画で出演者の顔ぶれや衣装のデザイン等

豪華な内容の作品、中でも世界一のＶＩＰカーである美しく輝く

ロールスロイスそのものが気品に満ちて豪華である。

イギリスの小説家のキップリングと言う人の実話によると

１９３２年のフランスでロールスロイスでドライブ中に

走行不可能になるほどのトラブルに見舞われた

故障したクルマに困り果てた彼は、何とかロールスロイス社に

修理の依頼をした。

数時間後、ロールスロイス社のメカニックがヘリコプターで

現場に来て、黙々と修理し何事もなかったように立ち去ったのだそうで

数日後その人はロールスロイス社に電話をしました

「修理の請求書が来ないんですが、どうなってますか？」

ロールスロイス社の返答は

「何かの間違いではないでしょうか？ロールスロイスは故障しません」

自社の製品に誇りと自信を持っている会社、だからこそ現在においても

世界のＶＩＰに愛されているのでしょう。