2011年06月15日
城山へ
まだ夜もさめやらぬ薄暗い街を
リアル八墓村と共に城山に向かうはめになった
しかし現場作業員姿に頭の鉢巻きに懐中電灯地下足袋姿
警察にでも合おうものなら即逮捕されてしまうんじゃないか
そんな事を考えながら足取りも重い私だった
ようやく城山に着いた二名の不審者は
『ふ〜ふ〜ぜぃぜぃ』
疲れきってる状態
『テルさん着いたけど何処をどう探すんだ』
と私が尋ねると、おもむろに腹巻の中から
地図のようなものを取りだしあたりを見回し始めた
すると一本の大きな松の木を指さし
『あっちだ!!』
叫ぶのが早いか走り出した
まだそんなに元気が残ってるのか?
昨日、公園で倒れていた人間と同じとは思えなかった
目印の松の木に近ずくにつれ
岩肌がむきだしの足場が悪い場所へと入っていく
『ちょつと、待ってよ』
私は音を上げた
しかしテルさんはそんな私などお構いなしに
何かに取りつかれたようにドンドン奥へと入っていってしまった
朝早くから歩きずめで私はその場に座り込んでいた
最早、八墓村の大将の姿は見えない
『まったくそんなに元気なら一人でやってくれ』
おもわず愚痴が口から出ていた
心が疲れたら
リアル八墓村と共に城山に向かうはめになった
しかし現場作業員姿に頭の鉢巻きに懐中電灯地下足袋姿
警察にでも合おうものなら即逮捕されてしまうんじゃないか
そんな事を考えながら足取りも重い私だった
ようやく城山に着いた二名の不審者は
『ふ〜ふ〜ぜぃぜぃ』
疲れきってる状態
『テルさん着いたけど何処をどう探すんだ』
と私が尋ねると、おもむろに腹巻の中から
地図のようなものを取りだしあたりを見回し始めた
すると一本の大きな松の木を指さし
『あっちだ!!』
叫ぶのが早いか走り出した
まだそんなに元気が残ってるのか?
昨日、公園で倒れていた人間と同じとは思えなかった
目印の松の木に近ずくにつれ
岩肌がむきだしの足場が悪い場所へと入っていく
『ちょつと、待ってよ』
私は音を上げた
しかしテルさんはそんな私などお構いなしに
何かに取りつかれたようにドンドン奥へと入っていってしまった
朝早くから歩きずめで私はその場に座り込んでいた
最早、八墓村の大将の姿は見えない
『まったくそんなに元気なら一人でやってくれ』
おもわず愚痴が口から出ていた
心が疲れたら
投稿者:kee|01:10
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