2020年01月18日
旧村上ファンド系、東芝機械にTOB通告
東芝機械は17日、旧村上ファンド系のオフィスサポート
(東京・渋谷)から東芝機械株へのTOB(株式公開買い付け)を
実施する通告を受けたと発表した。オフィスサポートと
その共同保有者は東芝機械株の11.49%を保有しているという。
東芝機械は対応策として、条件次第では新株予約権を他の株主に
無償で割り当てる対抗措置を打ち出すことを決めた。
東芝機械によると、オフィスサポートから1月16日に、TOBを
21日から開始する通告を受けた。買い付け価格や株数の上限などは不明。
オフィスサポートの共同保有者は野村絢氏とエスグラントコーポレーション。
東芝機械は「(旧村上側は)TOBについて何ら(当社と)協議を
行うことなく準備を行っており、実施後の経営方針についても説明がない」
とする。敵対的な買収となり対抗措置を発動する展開となる可能性もある。
オフィスサポートは東芝機械株を18年から断続的に買い増していた。
工場や現預金といった保有資産の効率化や、経営陣の刷新が狙いとみられる。
東芝機械は東芝グループの企業だったが、東芝の米原発事業に絡む
巨額損失の穴埋めの一環として、東芝が17年に持ち株の大半を売却。
東芝の保有比率は約20%から約3%まで低下し、安定株主が少なくなっていた。
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(東京・渋谷)から東芝機械株へのTOB(株式公開買い付け)を
実施する通告を受けたと発表した。オフィスサポートと
その共同保有者は東芝機械株の11.49%を保有しているという。
東芝機械は対応策として、条件次第では新株予約権を他の株主に
無償で割り当てる対抗措置を打ち出すことを決めた。
東芝機械によると、オフィスサポートから1月16日に、TOBを
21日から開始する通告を受けた。買い付け価格や株数の上限などは不明。
オフィスサポートの共同保有者は野村絢氏とエスグラントコーポレーション。
東芝機械は「(旧村上側は)TOBについて何ら(当社と)協議を
行うことなく準備を行っており、実施後の経営方針についても説明がない」
とする。敵対的な買収となり対抗措置を発動する展開となる可能性もある。
オフィスサポートは東芝機械株を18年から断続的に買い増していた。
工場や現預金といった保有資産の効率化や、経営陣の刷新が狙いとみられる。
東芝機械は東芝グループの企業だったが、東芝の米原発事業に絡む
巨額損失の穴埋めの一環として、東芝が17年に持ち株の大半を売却。
東芝の保有比率は約20%から約3%まで低下し、安定株主が少なくなっていた。
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