2012年05月29日
ポリオとは 症状の説明
過去の記事『ポリオ 不活化ワクチンの補償』および、
『ポリオ S50〜52年生の免疫について』で、ポリオの
ワクチンや抗体保有率について少し書きましたが、
今回は、そのポリオとはどういう症状がでる病気なのか
簡単に説明したいと思います。仕事がら、EJパパも
実際にポリオの患者様にたずさわったこともあります
『ポリオ S50〜52年生の免疫について』で、ポリオの
ワクチンや抗体保有率について少し書きましたが、
今回は、そのポリオとはどういう症状がでる病気なのか
簡単に説明したいと思います。仕事がら、EJパパも
実際にポリオの患者様にたずさわったこともあります
よくネット上や予防接種の冊子で麻痺（まひ）が出ることが
ありますという記載をみかけますよね
この「麻痺（まひ）」という言葉でみなさんはどういう
状態をイメージするでしょうか
EJパパは現在、医療にたずさわる仕事をしているため、
すぐに想像できますが、それまでは「麻痺」と聞くと
手がしびれたり、正座したあとに足がしびれて感覚が
ないような状態ということ以外、他に知りませんでした
しかし、麻痺にはおおまかに運動麻痺というものと
感覚麻痺というものがあります。しびれて感覚が
無いよう状態は感覚麻痺にあたります。
ポリオというのは発症すると脊髄の中の運動神経が
ポリオウイルスによって破壊されるため、
手足がだらんとして力が入らなくなる運動麻痺が
起こってしまいます
なかには呼吸を支配する神経も障害されて、呼吸不全を起こしたり、
飲食物を飲み込むことが上手にできなくなることも
あります。神経というのは修復されにくい組織なので
後遺症へとつながり歩けなくなる人もいます。
皆さんを恐がらすつもりは全然ありませんが、
恐いですよね。でもこれくらいはちゃんと
書いておいてくれないと、一般の人には「麻痺」と
言われただけではピンと来ないような気がしますよね
その上で、生ワクチンではその「麻痺」が出る可能性が
ありますとしっかり伝えてくれないと、万が一、感染して
発症してしまってからでは取り返しがつきません。
不活化ワクチンではポリオを発症することはないと
言われているので、国内産の生産にこだわらず、
今すぐにでも輸入して導入して欲しいものですね
これ以上書くと、お上の人に怒りを覚えてくるので
今回でポリオのことについて書くのはやめにします
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投稿者：EJ｜21:28｜ポリオ 予防接種関連
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