2017年10月12日
時にはまじめに歯の話を
先月某日、ひさびさに出かけた映画館で、ポップコーンを食べていたら
ズッキーン!
えっ?Σ( ̄ロ ̄lll)
い、痛い…。右上の奥歯に、神経を貫かれるような猛烈な痛みが走り、静かな映画館であやうく声を上げそうに。
こないだ歯医者にいったばかりなのに、何、今の?
しかし、ウソのように痛みはすぐにおさまり、おそるおそるポップコーンも食べ続けてみたけれど、不思議とさっきのような痛みはもう起きなかった。そのかわり、その日を境に、その箇所に冷たいものや熱いものがしみるようになってしまった。しかし我慢できないほどでもない。
すぐに歯医者に行くべきか迷ったが、ちょうど一か月後に、別か所のメンテナンスでまた歯医者に行くことになっていたので、とりあえずそれまで様子を見てみることにした。
そして先日、めでたく?受診の日を迎え、さっそく先生に相談してみたわけなのだが、私の話をふむふむと聞いていた先生は、「それじゃちょっと診てみますかね」と、患部に冷たい風をしゅっとひと吹き。すると・・・
キーン!( TДT)
寝た子を起こすような強烈な痛みが…。
私の症状は、どうやら「知覚過敏」らしい。
先生に調べてみてもらったところ、歯と歯茎の境目あたりに、何でも、くぼみのようなものができており、ここにかかった外部からの刺激が、神経にまで行き届いてしまい、痛みを引き起こしているらしかった。
それにしても「知覚過敏」って、歯みがき粉のCMなんかでもよく聞くけど、「かき氷を食べると歯にしみます」的なもっと軽いものだと侮っていた。こんな激痛を伴うものだとは思ってもみなかった。
けっきょく、先生は、「ウーンどうしようかな」と一瞬考えていたようだったけれど、痛みの原因となっているくぼみに樹脂を埋めこむ処置をしてくれ、とりあえずこれで1〜2週間様子を見てみましょうということになった。おかげで、症状は今のところ劇的に落ち着いている。
それにしても人間四十も過ぎると、歯に限らず、からだの健康には今まで以上に気を使わなければならなくなることを実感している。これまで他人事と思っていたことが、しだいに自分の身に起きてくるようになる。
半年前、ちょっと硬いものを食べた拍子に、奥歯に「ガツン」とくる強烈な痛みが走り、あわてて歯医者に駆け込み診てもらうと、「あちゃー。歯の根っこが、見事真っ二つに割れちゃってます」とのこと。Σ(゚д゚lll)
「歯根破折(しこんはせつ)」というらしく、簡単にいえば「歯の根の骨折」らしい。骨折・・・人生初の骨折がまさか歯とは…(-_-;)。
なんでも虫歯や歯周病に次ぐ、歯を失う原因のひとつになっているんだとか。思わぬ診断に「ああ、こうやって人は歯を失っていくんだね・・・」と、歯のすっかり抜け落ちた自分の姿を想像しながら、診察台で呆然としていたのだが、「できるかぎり歯を残したい派」らしい先生は、いろいろ考えて下さった結果、「よし!50:50ですが、ダメージの軽い前方の根っこの方は残す方向でやってみましょう!」となにやらものすごいことを言い出し、「期待はしないでくださいね」と言いながらも、歯の半分だけを切断して抜歯するというウルトラCの施術を難なく施してくださった。
しかし歯科技術というのは、どんどん進歩しているんだな。今後の歯肉やまわりの骨の状況などによっては、やはり全抜歯になるということだったが、こちらもおかげさまで、術後の経過も良く、定期的なメンテナンスを施しながら、歯を半分残せた状態で今に至っている。
そんなこんなで、自分の歯にすっかり自信を失ってしまった私は、今まで以上に歯のケアに気合いをいれるようになった。歯ブラシを変え、歯みがき粉を変え、食生活を見直し、コワくて苦手だった歯医者さんはオトモダチと思って、マメに通うことにし、目指すは、気がつけば歯みがきしている郷ひろみか、もしくは歯ブラシ11本所持の梶芽衣子さま。
歯の健康に王道なし。一年でも長く、自分の歯でおいしいものが食べ続けられるようがんばりたいものだ。
ちなみに
歯みがき粉は、行きつけの歯科医院で推薦していたこの歯みがき粉に変えてみた。
フッ素が多めに配合されているため、虫歯の発生や進行の予防に効果を発揮するらしい。
歯間ブラシの徹底など、歯のケアに気を遣うようになったせいもあるかもしれないが、この歯みがきにしてから、歯ぐきのトラブルなどもほとんど気にならなくなり、すいぶんと口内の調子が良い気がします。
おすすめです。
ズッキーン!
えっ?Σ( ̄ロ ̄lll)
い、痛い…。右上の奥歯に、神経を貫かれるような猛烈な痛みが走り、静かな映画館であやうく声を上げそうに。
こないだ歯医者にいったばかりなのに、何、今の?
しかし、ウソのように痛みはすぐにおさまり、おそるおそるポップコーンも食べ続けてみたけれど、不思議とさっきのような痛みはもう起きなかった。そのかわり、その日を境に、その箇所に冷たいものや熱いものがしみるようになってしまった。しかし我慢できないほどでもない。
すぐに歯医者に行くべきか迷ったが、ちょうど一か月後に、別か所のメンテナンスでまた歯医者に行くことになっていたので、とりあえずそれまで様子を見てみることにした。
そして先日、めでたく?受診の日を迎え、さっそく先生に相談してみたわけなのだが、私の話をふむふむと聞いていた先生は、「それじゃちょっと診てみますかね」と、患部に冷たい風をしゅっとひと吹き。すると・・・
キーン!( TДT)
寝た子を起こすような強烈な痛みが…。
私の症状は、どうやら「知覚過敏」らしい。
先生に調べてみてもらったところ、歯と歯茎の境目あたりに、何でも、くぼみのようなものができており、ここにかかった外部からの刺激が、神経にまで行き届いてしまい、痛みを引き起こしているらしかった。
それにしても「知覚過敏」って、歯みがき粉のCMなんかでもよく聞くけど、「かき氷を食べると歯にしみます」的なもっと軽いものだと侮っていた。こんな激痛を伴うものだとは思ってもみなかった。
けっきょく、先生は、「ウーンどうしようかな」と一瞬考えていたようだったけれど、痛みの原因となっているくぼみに樹脂を埋めこむ処置をしてくれ、とりあえずこれで1〜2週間様子を見てみましょうということになった。おかげで、症状は今のところ劇的に落ち着いている。
それにしても人間四十も過ぎると、歯に限らず、からだの健康には今まで以上に気を使わなければならなくなることを実感している。これまで他人事と思っていたことが、しだいに自分の身に起きてくるようになる。
半年前、ちょっと硬いものを食べた拍子に、奥歯に「ガツン」とくる強烈な痛みが走り、あわてて歯医者に駆け込み診てもらうと、「あちゃー。歯の根っこが、見事真っ二つに割れちゃってます」とのこと。Σ(゚д゚lll)
「歯根破折(しこんはせつ)」というらしく、簡単にいえば「歯の根の骨折」らしい。骨折・・・人生初の骨折がまさか歯とは…(-_-;)。
なんでも虫歯や歯周病に次ぐ、歯を失う原因のひとつになっているんだとか。思わぬ診断に「ああ、こうやって人は歯を失っていくんだね・・・」と、歯のすっかり抜け落ちた自分の姿を想像しながら、診察台で呆然としていたのだが、「できるかぎり歯を残したい派」らしい先生は、いろいろ考えて下さった結果、「よし!50:50ですが、ダメージの軽い前方の根っこの方は残す方向でやってみましょう!」となにやらものすごいことを言い出し、「期待はしないでくださいね」と言いながらも、歯の半分だけを切断して抜歯するというウルトラCの施術を難なく施してくださった。
しかし歯科技術というのは、どんどん進歩しているんだな。今後の歯肉やまわりの骨の状況などによっては、やはり全抜歯になるということだったが、こちらもおかげさまで、術後の経過も良く、定期的なメンテナンスを施しながら、歯を半分残せた状態で今に至っている。
そんなこんなで、自分の歯にすっかり自信を失ってしまった私は、今まで以上に歯のケアに気合いをいれるようになった。歯ブラシを変え、歯みがき粉を変え、食生活を見直し、コワくて苦手だった歯医者さんはオトモダチと思って、マメに通うことにし、目指すは、気がつけば歯みがきしている郷ひろみか、もしくは歯ブラシ11本所持の梶芽衣子さま。
歯の健康に王道なし。一年でも長く、自分の歯でおいしいものが食べ続けられるようがんばりたいものだ。
ちなみに
歯みがき粉は、行きつけの歯科医院で推薦していたこの歯みがき粉に変えてみた。
フッ素が多めに配合されているため、虫歯の発生や進行の予防に効果を発揮するらしい。
歯間ブラシの徹底など、歯のケアに気を遣うようになったせいもあるかもしれないが、この歯みがきにしてから、歯ぐきのトラブルなどもほとんど気にならなくなり、すいぶんと口内の調子が良い気がします。
おすすめです。
タグ:歯の健康
【このカテゴリーの最新記事】