2021年02月15日
懐かCDを買うF ザ・リリーズ「NEW BEST 1500 ザ・リリーズ」
実は「懐かCD」などと言っておきながら、個人的にはちっとも懐かしくないという・・・
というのも、そもそもが後追い世代なのであまり馴染みがないんである。
むろんいつの頃からかそんな双子のアイドルがいるらしいことはなんとなく知ってはいたのだけれど、私が「ああこのひとたちがリリーズなのね」と明確に認識したのは、とんねるずの「雨の西麻布」という曲がきっかけになって(曲中「双子のリリーズ」という歌詞が登場する)、お二人が再び世間の熱い注目を集めている頃だった。当時20代の半ばぐらいだったと思われるリリーズは、夜の帳が似合いそうななかなか色っぽい雰囲気のお姉さま方になられていたが、デビューした頃はこーんなに愛くるしい感じだったんですね。
恋に木枯し(ザ・リリーズ)
1976年発売の2ndアルバム
いずれにしてもおきれいなご姉妹でございます
さて、そんな私がなぜリリーズのCDを買うことになったのかは長い話になるので割愛させていただくけれども、今回購入したのはベストもののCD。リリーズがアイドル時代に出したというシングル15曲のうち10曲が収録されている。全曲網羅ではないものの、発売年ごとにうまくばらけた選曲になっているので、作品傾向の変遷を知るにはもってこいの内容だった。しかも価格も1500円とお手頃。まったくのリリーズ素人の私にはありがたい一枚でした。
お恥ずかしいことにこれまでリリーズの曲といえば、懐メロ番組などでたまに耳にする「好きよキャプテン」ぐらいしか知らなかったのだが、いざ他の曲も聴いてみると、これがなかなかのフォーク調の佳曲ぞろい。「初恋にさよなら」なんか、外国の青春映画を見てるみたいな雰囲気でとてもいい。個人的には、後期、大人のポップス路線に舵をきった後の「きわどい季節」あたりも意外とツボでしたが(歌詞が・・・)
リリーズのお二人は現在も鋭意活動中のご様子。
LILIES1207 ザ リリーズ チャンネル(@YouTube)
末永いご活躍をお祈り申し上げます。
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