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2015年10月01日
2015年09月30日
合法ドラッグ体験マニュアル キノコ、ハーブ、スマート・ドラッグから自作
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横浜税関で危険ドラッグ続々摘発、ほとんどが「ラッシュ」
4月1日から改正関税法が施行され、外国から輸入される指定薬物に対して、税関での取締まりが強化されています。新体制になって2か月あまり、横浜税関での速報値が発表されました。
<ニュースから>*****
●横浜税関、危険ドラッグ摘発255件 中国からの発送が最多
横浜税関は、改正関税法が施行されて危険ドラッグの取り締まりが強化された4月1日から5月31日までの2カ月間に255件(速報値)を摘発し、国内への流入を阻止したと発表した。いずれも海外からの郵便物の大半が集まる同税関川崎外郵出張所(川崎市川崎区)で摘発されており、警察に通報するなどしたという。
同税関によると、摘発された危険ドラッグの9割以上は「RUSH(ラッシュ)」と呼ばれる液体の種類で、相場は9ミリリットルの小瓶1本当たり5千〜1万円程度という。発送元は中国(香港、台湾除く)192件▽英国19件▽チェコ16件−の順に多かった。
改正関税法では、医薬品医療機器法(旧薬事法)上の指定薬物を含む危険ドラッグを輸入禁制品とし、違反した場合は「10年以下の懲役若しくは3千万円以下の罰金又は併科」としている。
産経新聞 6月11日(木)7時55分配信
*****
いま、日本国内での危険ドラッグ流通が急速に消えつつあるなかで、外国の「合法ドラッグ」サイトに注文して、これを手に入れようとする人もあるでしょう。注文品のほとんどは、EMSなどの国際郵便や、国際宅配便を利用して、日本に送られてきます。
外国から届く国際郵便物の大半は、横浜税関の川崎外郵出張所で通関検査を受けるので、ここが危険ドラッグの輸入取締まりの最前線になっているわけです。
さて、その川崎外郵出張所で摘発された指定薬物は、改正法施行からの2か月間で255件にのぼり、その9割以上が「ラッシュ」だったといいます。
5月21日付けの過去記事で書いたように、指定薬物として規制されているにもかかわらず、「ラッシュ」は様々な方法で外国から日本に流入し続けてきました。とくに、インターネット上の外国の危険ドラッグ販売サイトに申し込んで、手に入れようとする人たちは後を絶ちませんでした。
関税法が改正される前は、税関で指定薬物が発見されても、送付元への返送や、廃棄処分といった措置で済むこともあり、利用者のなかには、個人輸入の検査を甘く見る風潮もあったようです。
繰り返し言ってきたことですが、このたびの関税法改正で、税関の対応は変わりました。税関検査で指定薬物が発見された場合は、覚せい剤や麻薬の場合とまったく同じ手続きが行われるのです。
税関は関税法違反事案として調査を開始し、同時に、警察あるいは麻薬取締官が指定薬物の輸入事件としての捜査を開始します。
危険ドラッグの多くは、成分や形態が素早く変化するため、指定薬物が含まれているかどうか、利用者の目にはわかりにくいという事情があります。しかし、「ラッシュ」だけは一目瞭然、どんな製品名であろうと、気密性の高いボトルに液体が入っている形状を見ただけでわかってしまうのです。
しかも、「ラッシュ」の成分6種が指定薬物に指定されたのは2007年のこと、当時新しく導入された指定薬物制度の下で、「ラッシュ」が禁止されたことは大きく報じられ、日本の危険ドラッグ市場で売れ筋商品だったものが、一斉に消えたのです。この事情を無視して、規制薬物だと気づかなかったと主張するのは、かなり無理があると思います。
なお、今回の横浜税関の発表では、「ラッシュ」以外の危険ドラッグの押収が、意外に少なかったように感じます。でも、最近出回っている危険ドラッグには、成分の分析に手間のかかるものも増えているので、検査が進むにしたがって、摘発ケースも増えていくのかもしれません。