2018年02月20日
アダルトチルドレンである私が子供をACにしないようにできること
こんばんは。お疲れ様です。
オリンピックも中盤超えましたね。
雪国出身の人が多いでしょうから、今雪害にあっている人の励みになるといいですね
さて、アダルトチルドレンとは・・・一般には、「親からの虐待」「アルコール依存症の親がいる家庭」「家庭問題を持つ家族の下」で育ち、その体験が成人になっても心理的外傷(トラウマ)として残っている人をいう破滅的、完璧主義、対人関係が不得意といった特徴があり、成人後も無意識裏に実生活や人間関係の構築に、深刻な影響を及ぼしている。信田さよ子によれば、ACは自己認知の問題であり、診断的に与えられる言葉ではないとされています。日本ではマスコミなどによって「子どもっぽい性格のまま成人してしまった者」といった通俗解釈が与えられ、定着してしまいました。中には、今の自分を親のせいにするなという辛辣な意見もあるそうです。
分類としては以下の通り
マスコット(ピエロ、クラウン、道化師):おどけた仮面を被って不安を隠してきたタイプ
外面 - 過度にかわいく子どもっぽい、家族の笑いと関心の対象、か弱くて保護を必要とする内面 - 自己評価が低い、恐れ、孤独、無力感言動 - ふざけ、ユーモア弱点 - ひょうきん、ストレス処理が下手、いつもヒステリー寸前長所 - 人あたりがいい、良き友人となる、頭の回転が速い、ユーモアのセンスがある、有能
ケア・テイカー(世話役):親や周囲の面倒を見てきたタイプ
リトルナース:家庭の問題をサポートをしてきたタイプ
イネイブラー:家事介護など家の中の用事をしてきたタイプ
プラケーター:家族の仲介役をしたり、慰めたりしてきたタイプ
外面 - 優しい子、思いやりのある子、聞き上手内面 - 自信のなさ、責められてると感じやすい 、正当な欲求を押し殺す言動 - 周囲の役に立つように頑張る、困っている人を放っておけない弱点 - 自分がない、一線を引けない、依存されることを追い求める長所 - 努力家、責任感、道徳感に秀でる、世話見がよい
プリンス・プリンセス(意思のない人形):周りの望む通りに生きてきたタイプ
外面 -良い子、自慢の子、気の利く子内面 -自分の考えに不安が強い言動 -周りの期待通りの行動をとる、他者に合わせることで自分の居場所を確保弱点 -周りに流される、選択を失敗した時は他人のせいにする、自分と他人の考えが違うと自分の考えを否定長所 -人が望むことを察知することが得意、指示をこなすことに長けている、失敗しないように他人の話をよく聞く
ヒーロー:家族の期待を一身に背負ったタイプ
外面 - 小さな親、小さな大人、生真面目、努力家内面 - 心の傷、不適応感、罪悪感、過剰な自尊心言動 - 他者に自分の評価を押し付け尊敬を得ようとする弱点 - 仕事依存、依存的な人と結婚、人を支配し操作、完全主義長所 - 自身の失敗を許容、自己に厳しく他者に寛大、管理職の適性
スケープ・ゴート(身代わり):家族の問題を行動化するタイプ
外面 - 反抗的、陰気、反感を買う行動、張り合わない内面 - 心の傷、見捨てられ感、怒り、拒絶、不適応感、低い自己評価言動 - 問題を起こし注目を集める、自虐自傷自罰行為、自暴自棄弱点 - アルコール等依存傾向、問題児、年少妊娠や犯罪の傾向長所 - 現実の直視、立ち直る勇気、人を助ける力
ロスト・ワン(ロスト・チャイルド、迷子、いなくなった子):存在しないふりをして生きのびたタイプ
外面 - 顔を見なくても誰も気にしない、無口で陰気内面 - 孤独、傷つき、見捨てられ、恐れ、あきらめ、挫折感言動 - 少なくとも手がかからない、心配させないという意味では良い子弱点 - 優柔不断、孤独、「NO」と言えない、行き当たりばったり長所 - 自立している、才能豊かで創造的、はっきりしていて決断力に富む
〜ウィキペディアより〜
私はというと、マスコット、リトルナース、イネイブラー、ヒーロー型にところどころ重複して当てはまります。
読んでいただければわかる通り、欠点ではなく、長所もあります。自分の人生をいかに前向きに受け止め、卑屈にならないかが大切なんではないでしょうか?
こうなった要因には、母親の虐待、過度の期待、ネグレクトがあるとおもいます。
私は、出産後の母の結核の発症によっておばあちゃん子になってしまった。それでも、母の愛情渇望のあらわれか、幼稚園まで哺乳瓶でミルクを飲んでいたそうです。
おばあちゃん子の私は、母親になつかないため、母親を逆上させ、謂れのない暴力をうけました。母親が私を産んだのは21歳。親として、大人として成熟してなかったのかもしれません。そのせいで、世話は全くと言っていいほどしてもらえませんでした。親がしてくれないから、自分で何とかしないと・・・それが家事をするきっかけとなりました。私は母親のような人間にはなるまいと小さいころから思っていました。
小学校時代は根暗で、肥満児で運動もできず、マラソンも下から2.3番目。いじめにもあいました。対人関係がうまくできなかったせいでしょう。小さいながらに、妹、弟を守ってあげなければ・・・という責任感は人一倍ありました。妹がいじめられていると、仲裁にはいり、病気の弟の面倒をみました。
おばあちゃんが高校2年で亡くなった時も、家事全般が私の肩にのしかかりました。妹や弟の遠足のお弁当は私の当たり前の仕事でした。
私が中学に上がった時、大きな変化がありました。軟式テニス部に入ったのですが、1年時、毎日30週グランドを走らされました。そのころから、体重はそのままで身長が伸びていき、身体が軽くなったせいか、運動が出来るようになったのです。テニスは2年生から3年生に交じってのレギュラー。身体能力もあがり、全く運動が出来なったのに、平均以上、種目によっては男子並みの運動能力が開花しました。
それからです。自分に自信が少し持てるようになったのは。親からは褒められたことがありませんでしたが、他人はテニスをがんばればがんばるほど自分を認めてくれる。親の愛情を他人への注目に転嫁していたのかもしれません。その後は弁論大会に出て賞を取ったり、テニスで優勝したり、どんどん自分の存在価値を見出していきました。でも、私には大事な中核が欠損していました。それは親の絶対的な愛情、信頼、親の精神的な支えです。いざという時、例えば中学、高校の最後の試合など、これで私への注目が終わってしまうと思うと怖くなって実力を出し切れませんでした。でも、性格は社交的で明るくなりました。外見上は。
今やっているオリンピック。ほとんど親に感謝したいとコメントされています。究極な状態に遭遇した時、核である親の愛情は本当に子供の支えとなると思います。私にはそれがなかった。
父親は、「水道ひねったら水が出るのは誰のおかげやと思ってるねん」という一方的な考え方の持ち主ですから、親の義務というのが感じられなかった。父親の口癖は、「お前は、〇大(旧帝大)の薬学部に入って薬剤師になれ」が口癖でした。すんごくプレッシャーでした。でも、そんな経済力なかったんですけどね
そして、お金で成績アップを釣るという・・・前にも話しましたが、認めてほしい、褒めてほしいがゆえにいい成績をとって親を驚かすことはできましたし、お金もゲットしましたが、褒めてもらった覚えはありません。悲しかった。
私は、周りから見ると、姉御肌で、発言力、行動力があり、言うことに説得力があると言われます。資格ももっています。そして、人を慰めたり、笑わすことが大好きです。それは、自分の存在価値を他人に求めている他ありません。
実は、弱くて、自分に自信がないんです。でも、誰かに認めてほしい。だから仕事も頑張ってきたんだと思います。
上に書いてある通り、人間関係の構築が下手くそです。仕事上政治ができません。上には噛みつきますから。
時々ですけど
だから、結婚もうまくいかないのかなって思います。
娘には、褒めて、抱きしめて、八つ当たりなんてしません。もししてしまっても謝ります。
だから娘は、「ママが怒ってても〇っちゃんのこと好きねんな?」って卑屈にはなりません。これから思春期、どうなるかわかりませんが・・・。
私が、親にとって大事なことと思うのは、認めること、褒めること、共感すること、愛情を言動に表すことだと思います。子供は下手な言い回しをすると誤解しますから。
とにかく、両親にみたいになりたくない。ずっと反面教師でがんばるつもりです。自分がこうしてほしかったいうことを、物理的ではなく、行動で示していきたいと思います。
成長サポート
ジーユー オンラインショップ
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