2020年06月27日
カーネル なんだ、みんな人間のせいじゃないか。
22世紀のカーネル
[[ 追記:重要 ]]
6月定例の KB4560960 には、プリンター関係の障害が実際に発生したとの報告があります(コメント欄参照)。
わたくしの canon MP470 に実害は有りませんでしたが、この更新プログラムを適用された方はご注意ください。Microsoft からも、注意喚起が発表されています。(記事の最後の「この更新プログラムでの既知の問題」参照)
[[6/17 追記2 ]]
プリンター障害に関するパッチプログラムが発表された様です。
(さんからの情報です)
→
(Yahoo ニュース)
パッチは、Windows Update から更新されるのではなく、“Microsoft Update カタログ”でのみの提供となっているようです。詳しくは、上記の Yahoo ニュースをご参照ください。
[[6/19 追記3 ]]
してみました
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[[ 以下本文です ]]
6月度定例の Windows Update がやって来ました。リリースは、6月9日(第2火曜日)と言うことですが、時差の関係で日本では多分6月10日、それから一日遅れて我が家にやってきたのは、6月11日。
やってきたのは、X64 ベースシステム用 Windows 10 Version 1909 の累積更新プログラム KB4560960 と、Adobe Flash Player 対応のセキュリティ更新プログラム KB4561600の2本。
いつも通りですと、1時間数十分かかる予定。2本あるのでもう少しかかるかなと覚悟を決めて早速「ダウンロード」します。
「ダウンロード」ボタンを押して、2本のダウンロードが終わったのが5分後。ずいぶん順調です。
それから2分くらいの「インストール準備中」の後、KB4560960 の方からインストールが始まり、ずいぶん順調にインストールが進み、100%の表示に。ところがこの100%がなかなか次へ進まず10分くらい待たされます。
ようやく、ディスク使用率が減ったり増えたり、反比例してCPU使用率が上がったり下がったりしだしてやっとインストールが終わったと思ったのもつかの間。
KB4560960 のインストールが再び0%から始まります。
以前にも一度こんなことがありましたが、多分サービススタック更新プログラム(SSU)が、本体に先だってインストールされたようです。
そして本体のインストールはやはり遅々として進まず。
「ハードディスクからデーターを読み込んでは、CPUで処理をして」を延々繰り返しています。いったいどんな処理をすればこんなに時間がかかるのか。とにかく遅い。
KB4560960 のインストールが終わった後、KB4561600 のインストールが終わるのはあっという間でした。そして、やっと「再起動保留中」の表示が出たのが、ダウンロードを開始してから1時間15分後。
やはりいつも通りかそれ以上の時間がかかりました。
更新の履歴では、予定通り2本のプログラムがインストールされていますが、
実際にインストールされたのは、これらに KB4560959 (多分 SSU) が加わり、3本となっています。
● KB4560959 は、によれば、やはり SSUで、
「この更新プログラムは、Windows の更新プログラムをインストールするコンポーネントであるサービス スタックの品質を向上させます。サービス スタック更新プログラム (SSU) を使用すると、堅牢で信頼性の高いサービス スタックが確保され、デバイスが Microsoft の更新プログラムを受信してインストールできるようになります。」(自動翻訳) と書かれています。
● KB4561600 は、によれば、
「このセキュリティ更新プログラムは、「対象製品」セクションに記載されているいずれかの Windows オペレーティング システムにインストールされている Adobe Flash Player の脆弱性を解決します。」
「Adobe Flash Player は、2020 年 12 月 31 日までにサポートが終了します。 詳細については、「を参照してください。」と書かれています。
● KB4560960 は、Microsoft サポートではまだ英文の説明しかされていませんが、自動翻訳すると次の通りです。
概要
- インターネット エクスプローラおよびマイクロソフト エッジを使用する場合のセキュリティを向上させるための更新プログラム。
- Windows が基本操作を実行するときのセキュリティを向上させるための更新プログラム。
- Office 製品を使用する場合のセキュリティを向上させるための更新プログラム。
- 外部デバイス (ゲーム コントローラ、プリンタ、Web カメラなど) および入力デバイス (マウス、キーボード、スタイラスなど) を使用する場合のセキュリティを向上させるための更新プログラム。
- マイクロソフトの Xbox とマイクロソフト ストアのセキュリティを向上します。
- ユーザー名とパスワードを確認するための更新。
このセキュリティ更新プログラムには、品質の向上が含まれています。主な変更点は次のとおりです。
- ユーザーがネットワーク フォルダから .msi ファイルを更新できない問題を解決します。
- で説明されているセキュリティ問題を修正するには、「暗号化 Oracle 修復」ポリシー設定のサポートを追加し、既定値を脆弱から緩和済みに変更します。リモート デスクトップを使用している場合に、この動作が環境に与える影響の詳細についてはを参照してください。
- マイクロソフトスクリプティングエンジン、マイクロソフトエッジ、インターネットエクスプローラ、Windowsアプリプラットフォームとフレームワーク、Windowsメディア、Windowsカーネル、マイクロソフトグラフィックスコンポーネント、Windows入力と組み込み、Windowsシェル、Windowsシリコンプラットフォーム、マイクロソフトXbox、マイクロソフトストア、Windowsクラウドインフラストラクチャ、Windowsファンダメンタルズ、Windows管理、Windows認証、Windows暗号化、マイクロソフトHoloLens、Windows仮想化、Windows周辺機器、Windowsファイルサーバーとクラスタリング、Windowsハイブリッドストレージサービスのセキュリティ更新プログラム、およびマイクロソフトの JET データベース エンジンを使用します。
この更新プログラムでの既知の問題
症状 | 回避 策 |
ワイヤレス ワイド エリア ネットワーク (WWAN) LTE モデムを搭載した Windows 10 デバイスにこの更新プログラムをインストールした後、インターネットに到達できない可能性があります。ただし、通知領域のネットワーク接続ステータス インジケータ (NCSI) は、インターネットに接続していることを示している可能性があります。 | 私たちは解決に取り組んでおり、今後のリリースでアップデートを提供します。 |
この更新プログラムをインストールした後、特定のプリンターが印刷に失敗する可能性があります。印刷スプーラは、印刷しようとすると予期せぬエラーを発生したり 閉じたりすることがあり、影響を受けるプリンタからの出力は発生しません。 印刷を試みるアプリで問題が発生することもあります。アプリからエラーが表示されるか、アプリが予期せず終了する可能性があります。 注: この問題は、ソフトウェア ベースのプリンター (PDF への印刷など) にも影響する可能性があります。 | マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、詳細な情報が入手可能な場合は更新プログラムを提供します。 |
この更新プログラムをインストールした後、一部のユーザーがアプリを開くことができないという報告を受けました。影響を受けるユーザーにも、"c:\program ファイル\Microsoft office\root\office16\winword.exe" というエラーが表示される場合があります。 | この問題はアバストによって解決されました。この問題は、アバストまたはAVGアプリケーションの特定のバージョンを持つデバイスにのみ影響を及び、それぞれの製品のアップデートで対処されました。詳細については、アバストのフォーラムを参照してください。 注: この問題に対処するために、Windows または Office の更新プログラムは必要ありません。 |
これらの問題が発生するようであれば、KB4560960 をアンインストールするか、Microsoft からの問題解決のアップデートを待つことが必要です。
Microsoft では、Windows 10 のバージョン 2004 が 4月にリリースされたと聞きますが、まだバグだらけの試用版の様で、我が家にやって来るのは例年通り数か月先と思われます。
それまではまだ、Windows 10 バージョン 1909 と付き合うこととなるようです。
ちなみに、Windows 10 のバージョン番号は、上位2桁がリリースされた西暦年号の下2桁、バージョン番号の下2桁がリリースされた月だと言うことです。
Windows 10 のバージョン 1909 → 2019年 9月にリリース
Windows 10 のバージョン 2004 → 2020年 4月にリリース
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5月定例の Windows Update が昨日、PCのシャットダウン直前にやってきたのに気が付いたが、そのままシャットダウンして、本日 朝から更新作業を開始。
例によって1時間以上かかる作業となるので、時間の無い時に安易に開始できない。
今回の Update は、3件。いつもの悪意のあるソフトウェア削除ツール KB890830 と、.NET Feamework の累積的更新プログラム KB4552931 及び、x64 ベースシステム用累積更新プログラム KB4556799 。
ダウンロードは、上から順に行われた。固定電話(メタル)のADSL(50Mb/s max. だったと思うが)を使用しているが決して遅くはない。
(KB890830 ダウンロード済み、KB4552931 ダウンロード中、KB4556799 ダウンロードの準備中)
ダウンロードの順と異なり、インストールは、KB4556799 から始まる。
この、KB4556799 のインストールがまた長々と時間がかかる。例によって、%表示が遅々として進まない。ディスク使用率は100%に貼り付き、他の作業がほとんど出来ない。
進行状況を示す%表示があるのは有難いのだが、このようにある数値で長い時間 固定したり、いきなり早く進んだりでは、イライラするだけだ。いったいこの「%表示」はどのようにして表示しているのだろうか。全体としてかかる時間を測ってその進行度合いを表示できないものか。
やっと KB4556799 のインストールが終わるまでイライラして待つこと小一時間。
その後の、KB890830 と KB4552931 は、案外早く終わった。これまでの KB4556799 に比べると「あっ」という間だ。
いつもの通り、KB890830 はインストールするだけで再起動の必要はないが、他の二つが再起動を要求するので、さらに時間がかかるのは同じことだが。
再起動して更新の状況を確認するまで、また約20分かかった。
実際に「インストールされている更新プログラム」を確認した。
今回はダウンロード、インストールした通りのKB番号が表示された。
5月度の更新内容はまだ英文のままでしか、MicroSoft サポートに説明が掲載されていないが、翻訳すると次の通り。
●KB4552931
このセキュリティ更新プログラムには、品質の向上が含まれています。主な変更点は次のとおりです。
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