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2014年08月28日
いたずらの標的にされる盲導犬、、、
さいたま市の全盲の男性(61)が連れていた盲導犬オスカーが、何者かに刺され怪我をした事件。
右の腰付近を先のとがったもので数カ所刺されていたらしい、、。
訓練を受けていたため、吠えることもうろたえる事もなく我慢したのだという。
盲導犬がいたずらされる被害は、これまでにも各地で起きていた。
たばこの火を押しつけられたり、犬の顔にペンで落書きされたり。
目の見えない飼い主と、従順で我慢強い盲導犬につけこんだ卑劣な犯行に怒りしかない。
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盲導犬の記事をみていたら、ユーザーによる虐待事件、アトム事件という記事が。
【概要】
盲導犬の名前は『アトム』。2009年11月にユーザーへ貸与されてから2012年1月23日に突然失踪。
アトム号への虐待疑惑は2009年12月に初めて通報があり、2010年の5月には虐待を目撃した近隣の住人達の通報により、一旦九州盲導犬協会に引き上げられた。
【虐待内容】
*食事や水は、『いっぱいやれば糞や小便ばするけん、少しやればよかと。』との考えの元、毎日わずかな量しか貰えてもらえなかった。
*『盲導犬は、小便やくそは何時間でも我慢できる』とう考えから、排泄の時間も設けられず、我慢の限界を超えたアトムは、歩きながら小便を垂れ流していた事も、度々多くの人に目撃されていた。
*やせ衰え、胸から腹部は皮膚炎を起こし、全ての被毛が抜け落ちていた。
だが、その後2010年8月に虐待を行ったとされる同じユーザーに九州盲導犬協会はアトム号を再貸与。
その後2012年1月20日に再度獣医にチェックを行ってもらった後、週明けに引き上げる予定だったのだが同月23日、アトム号は突然失踪した。
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盲導犬は人間のために訓練という名のマインドコントロールを受けている。
痛くても暑くても辛くても、人間のために我慢するのだ。
吠えたいのを噛み付きたいのを人間のために我慢する。
そんな人間が作り上げた盲導犬が人間によって被害にあう。
なんだかとても虚しくなる。