2024年08月27日
手水舎で御清め
手水舎(てみずしゃ)は、神社の参拝者が身を清めるためで、神道の重要な作法の一部です。
神社の入り口近くに設けられていることが多く、参拝者はここで手や口を清め、心身を浄化してから神前に進みます。
手水舎には、通常、水が流れる水盤と、柄杓(ひしゃく)が備えられています。
参拝者はまず
@柄杓を右手で持ち、水を汲んで左手を洗います。
A柄杓を左手に持ち替え、右手を洗います。
B左手に水を注ぎ、口をすすぎます。
C口をすすいだ後は、もう一度左手を洗い、最後に柄杓を立てて残った水を柄杓の持ち手に流し、元の位置に戻します。
この一連の作法は、神様に対する敬意を示すために心身を清める行為であり、神社参拝の前に欠かせない準備とされています。
手水は単なる身体の洗浄にとどまらず、心を落ち着かせ、敬虔な気持ちで神前に進むための儀式的な意味も持っています。
手水舎の使用は、神道の教えに基づき、日常生活の中での穢れ(けがれ)を祓い、清浄な状態で神様に向き合うための大切な行事です。
この清めの作法を通じて、参拝者は心身ともに清められ、神社という神聖な空間に入る準備が整います。
Locca
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