2020年09月16日
IKIGAI
カナダの友人が、
「この本読んでるの」と教えてくれた。
この友人にとって、日本人との出会いは初めてで、新鮮だったよう。
日本への関心をもったらしい。
「とても素敵な本だった。
興味深く読んだ。」
と感想をくれた。
遅ればせながら、逆輸入で私も読んでみた。
(英語版の方がなんだか素敵。。。)
日本人だけの長く幸せな人生を送る秘訣。
みんなそれぞれ幸せの感じ方は違うけれど。
日本人は、
目が覚めて一番に飲むコーヒーの香り、
犬の散歩、車窓から目に入る満開の桜並木、、、
が生きがいになることがある。
西欧では、
日本の 「IKIGAI」 がブームになっていた。
そこで、茂木さんに英語での執筆の依頼があったそう。
序文には、
「日本に住んでいると、なかなか日本の本質が分からない。
外からの眼で見た方がかえって日本の本質がわかる。
日本を知るためには、一度日本を離れなければならない。」
と書かれている。
確かにそうだな、と思った。
カナダで、日本の文化を紹介する中で、
中国文化の影響が大きいことにも改めて驚かされたが、
その文化をさらに発展させ、
日本ならではの文化に昇華させていることにも
驚かされた。
文字も言葉もそう。
書道や茶道、浮世絵も。
外から見ることで、改めてその本質に気づかされることがある。
自分自身を受け入れ、
日々の「よき」を大切に。
私もやっぱり日本人なんだなあ、と感じた。
ちょっとした朝の静寂に。
森の空気のおいしさに。
お茶会の和のひと時に。
寺社の厳かな空間に。
天の優しい星の瞬きに。
そして、本を紹介してくれた友人との出会いに。
今、ここにいることに。
感謝したい。
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