2012年11月24日
ずっと悩んでいたい 〜ジャパンカップ2012
せんせいはスミヨンの耳元でささやいた
「このレース、勝つのはオルフェだ。
でもそれはな、作戦が成功すれば、という話だ。
まっとうにやったら、今回は勝てない。
だからスミヨン、お前に頼みがある。
前半1000メートル58秒で行ってくれ。」
「ゴジュウハチビョーだって?
むりだよ、せんせい。それじゃジョーダンが勝てないよ。
早すぎるよ。」
「そうだ。
今回はジョーダンは勝たなくていい。
ペースを作れ。流せ。お前と内枠の先行馬で壁を作れ。
そして馬群を縦長にしろ。
距離ロスは仕方ない。でも一団となっての瞬発力勝負じゃオルフェにもっと勝ち目はない。ヤネがヤネだ。折り合えない。
直線向いたときにはもう走る気も脚も残っていない。
そうなればうまく折あった馬が勝つ…。
消耗戦にもっていく。
世界のスミヨンだ、シルポートが逃げてるのとわけがちがう。
ノーマークで後方で折り合ってるほど、日本のジョッキーの肝はすわっちゃいないのさ。
徐々にペースは早くなる。
そのことに違和感を感じ始める。
三コーナーを曲がるころ、気づくのさ、
『図ったな!スミヨン!やはりはやすぎる。』
こうなればみんな条件は一緒だ。
ならば勝つのはオルフェーブルだ。」
「このレース、勝つのはオルフェだ。
でもそれはな、作戦が成功すれば、という話だ。
まっとうにやったら、今回は勝てない。
だからスミヨン、お前に頼みがある。
前半1000メートル58秒で行ってくれ。」
「ゴジュウハチビョーだって?
むりだよ、せんせい。それじゃジョーダンが勝てないよ。
早すぎるよ。」
「そうだ。
今回はジョーダンは勝たなくていい。
ペースを作れ。流せ。お前と内枠の先行馬で壁を作れ。
そして馬群を縦長にしろ。
距離ロスは仕方ない。でも一団となっての瞬発力勝負じゃオルフェにもっと勝ち目はない。ヤネがヤネだ。折り合えない。
直線向いたときにはもう走る気も脚も残っていない。
そうなればうまく折あった馬が勝つ…。
消耗戦にもっていく。
世界のスミヨンだ、シルポートが逃げてるのとわけがちがう。
ノーマークで後方で折り合ってるほど、日本のジョッキーの肝はすわっちゃいないのさ。
徐々にペースは早くなる。
そのことに違和感を感じ始める。
三コーナーを曲がるころ、気づくのさ、
『図ったな!スミヨン!やはりはやすぎる。』
こうなればみんな条件は一緒だ。
ならば勝つのはオルフェーブルだ。」
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