2014年01月03日
産業カウンセラー資格

難易度はそれほど高くありませんが、今後企業でのカウンセリングの必要性が認識されるにつれて需要も高まるでしょう。
そこで受験資格、試験内容、受験場所などを紹介します。
受験資格
1. 成年であること。指定の産業カウンセリングの学識と技能を修得するための講座や
資格認定協会がこれと同等以上の水準にあるものと認めた講座を修了した者。
2. 4年制大学学部と大学院研究科において心理学や心理学関連の学部や専攻の卒業者
であること。そして次のA群からG群までの科目において、1科目を2単位以内と
して10科目以上、20単位以上を取得していること。
※ただし、D群からG群の科目による取得単位は6単位以内とする。
A群:産業カウンセリング、臨床心理学、カウンセリング、心理療法など
B群:カウンセリング演習 カウンセリング実習など
C群:人格心理学、アセスメント法など
D群:キャリア・カウンセリング、キャリア概論など
E群:産業心理学、産業・組織心理学、集団力動、人間関係論など
F群:労働法令
G群:精神医学、精神保健、精神衛生、心身医学、ストレス学、職場のメンタル
ヘルスなど
3. 成年に達した者で、協会若しくは協会が他に委託して行う産業カウンセリングの
学識と技能を修得するための講座やこれと同等以上の水準にあるものとして指定された講座を修了した者
学科試験
マークシート形式:60問/150分)
○産業カウンセリング概論
@産業カウンセリングの発展、A産業カウンセラーの役割と活動、
B産業組織と人事労務管理、C産業カウンセリングに関わる関係法令
○カウンセリングの原理および技法
@カウンセリングの原理、Aカウンセリングの理論、B傾聴の意義と技法
○パーソナリティ理論
@パーソナリティ理論、A心理テストの利用
○職場のメンタルヘルス
@職場のメンタルヘルス、A精神医学概論、B危機介入
○事例検討
@事例検討、A逐語記録作成と対話分析
実技試験
ロールプレイング、口述試験/30分程度
@産業カウンセラーとしての基本的態度、A技法の適切な活用、B自己理解的側面、
C社会的貢献への姿勢及び認識
申込期間
11月中旬〜12月上旬頃まで
受験料金
・学科試験・・・・10,500円
・実技試験・・・・21,000円
試験日
・学科試験・・・・1月中旬頃
・実技試験・・・・1月下旬頃
受験場所
・学科試験
札幌、盛岡、仙台、東京、横浜、高崎、静岡、名古屋、金沢、大阪、岡山、広島、
松山、福岡、熊本、宮崎、沖縄 、北九州
・実技試験
札幌、仙台、東京、横浜、高崎、名古屋、金沢、大阪、岡山、松山、福岡、宮崎、沖縄