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クリスマスジュエリーはカルティエで

ニューヨークに暮らしていた時のことです。当時のボーイフレンドから電話がかかって来て、フィフスアベニューの49丁目まで出ておいでと言われました。フィフスアベニューと49丁目と言えば、ロックフェラーセンターの場所です。
私は何事だろう?と思いながら、タクシーに乗って、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーを見ようとする人達でごったがえしているロックフェラーセンターに行きました。
二人できれいなロックフェラーセンターの巨大なクリスマスツリーを見たり、一緒に写真に写ったりしながら、しばらくそこにあるスケートリンクを眺めたりしていました。とてもロマンチックな雰囲気でした。そしてその後で、彼はクリスマスプレゼントに何か買ってあげるよ、と言って、丁度ロックフェラーセンターの斜め前にあるカルティエに私を連れて行きました。

カルティエではビルごと大きな赤いリボンがつけられていて、ビルごとクリスマスジュエリーという感じでいっぱいでした。赤いリボンがついたカルティエのドアは凄く重かったです。店内はクリスマスの飾り付けで華やかになっていて、特にクリスマスジュエリーコーナーはひときわ輝いていました。

私達はビルの中に入ると、彼が何が欲しい?と聞いて来ました。私は彼の収入を知っていましたので、あまり高いものは選べないなと思いつつ、前々から欲しかった三連のリングが欲しいと言いました。

彼は店員さんに三連リングを出してもらうように頼むと私に向かってにこりと笑いました。
店員さんも優しそうな感じで、それがクリスマスプレゼントだとわかっていたようです。
店員さんはまず私の指のサイズを計って、そのサイズに合ったリングを出して来てくれました。

彼がその指輪を私の左手にはめてくれました。それはするすると回転するように三つのリングが回って指を進んで行きました。
私はその指輪がとても気に入りました。
彼は私にそれでいいのかどうかをたずねました。
私は「すごく気に入った」と答えました。
そうすると、彼は店員さんにそれをくださいといい、私はありがとうの意味も含めて、彼に抱きつきました。「ありがとう」そう言うわたしに、いいクリスマスプレゼントが見つかってよかったよ、と言いました。
指輪は真っ赤なカルティエの箱に入っていました。そして、それにクリスマス用のプレゼントのリボンをかけてくれました。
そして、それを真っ赤なカルティエの袋に入れて私に渡してくれました。
店員さんは終止笑顔のままでした。

→ クリスマスジュエリー

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