@shimi.show #古代の占い ♬ オリジナル楽曲 - shimi.show - しみしょう
古代の占い
古代メソポタミア
占いの歴史は、紀元前4000年ごろのメソポタミア文明にまでさかのぼります。彼らは星や天体の動きを観察し、天体現象が地上の出来事に影響を与えると信じました。これが占星術の始まりです。また、動物の内臓、特に肝臓の形状や色を分析して未来を予測する「肝占」も行われていました。
古代エジプト
古代エジプトでは、夢を占いの一種として捉えました。夢解釈は神々からのメッセージとされ、ファラオや貴族の重要な決定に役立てられました。また、ピラミッドや神殿に刻まれた図像は、特定の儀式や神話の象徴として使われましたが、それらもある種の占い的要素を持っていました。
古代中国
中国では、亀甲や動物の骨を焼いてできた割れ目の形状を読む「亀甲占(きっこうせん)」や「骨占(こつせん)」が有名です。これが中国占いの基礎で、後に発展して「易経」と呼ばれる書物にまとめられ、陰陽五行思想とともに、占いの哲学的な基礎を築きました。
古代ギリシャ・ローマ
古代ギリシャでは、デルフィの神託が特に有名でした。アポロン神の巫女であるピューティアが、神の言葉を伝えることで未来を予測しました。ローマでは、鳥の飛び方や雷の発生を観察して未来を占う「鳥占」や「天候占」が行われました。
中世ヨーロッパの占い
中世ヨーロッパでは、キリスト教の影響を受け、占いは時に異端視されましたが、占星術は依然として宮廷や教会で使われていました。占星術は王や貴族の結婚や戦争のタイミングを決めるために用いられました。また、タロットカードがこの時代に広まりました。タロットは元々はゲーム用のカードでしたが、次第に占いの道具として使用されるようになりました。
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