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2024年07月27日

近日出版「あなたの赤ちゃんを理数系に強く育てる」 初稿 第2章

第2章「新生児から7歳までの大脳発達ステップ」
2.1 新生児から1歳半までの成長

新生児から1歳半までの期間は、子どもの脳の成長にとって非常に大切な時期です。この時期に経験することが、子どもの将来の学びや発達の土台を作ります。以下では、この重要な時期に、どのように子どもを支えて刺激するかについて簡単に説明します。

様々な感覚を刺激する活動
子どもの五感を刺激することは、脳を育てるのに効果的です。カラフルな玩具や様々な音楽、さまざまな質感のものを使って、子どもの見る、聞く、触る感覚を刺激しましょう。たとえば、柔らかい布の玩具やチリンと鳴るおもちゃは、子どもが触れたり、音を聞いたりすることで感覚を育みます。また、カラフルな絵本を読んであげることも、視覚的な楽しさと共に言葉の意味を学ぶのに役立ちます。

安全で愛情のある環境を作る
子どもが安心して探索できるような環境を整えることが、健康な脳の発達には不可欠です。家の中を子どもにとって安全な場所にして、たくさんの愛情を持って接してください。抱っこやスキンシップは、子どもに安心感を与え、心の成長にもつながります。

言葉をたくさん聞かせる
言葉をたくさん聞かせることで、子どもの言語能力を早期から
育てることができます。日常生活の中で、特に意識して多くの
言葉を子どもに聞かせることが重要です。

私の体験談を一つ紹介しましょう。
私の1歳の孫とスーパーマーケットに買い物に行ったときの
ことです。その際、私はただ買い物をするだけでなく、一緒に
歩きながら手に取る商品ごとにその名前をはっきりと呼びかけ
ました。
たとえば、「これはリンゴだよ、赤くて丸いね」と言いながら、
孫の興味を引くよう努めました。

このように商品名を一つ一つ教えながら買い物をすることで、孫は新しい言葉をたくさん聞くことができ、さらにそれがどのようなものかを同時に学ぶことができました。また、孫は新しい言葉を聞くたびに、興味深げにその商品を見ていました。これは、言葉が実際の物とどう関連しているかを理解する良い機会にもなります。

この簡単な活動は、日常的な買い物を言語学習の場に変え、親子のコミュニケーションを深める素晴らしい方法です。親や祖父母が意識的に多くの言葉を子どもに聞かせ、そしてそれについて話すことで、子どもの語彙と言語理解の基礎が築かれます。

このようにして、日常のさまざまな場面を利用して、子どもが言葉を豊かに聞き、学ぶ環境を整えることが、言語発達を助ける大切な役割を果たします。
新生児から1歳半までの期間に行うこれらの活動は、子どもの脳の健康な発達を促し、将来的に学ぶ楽しさを感じる基礎を築きます。親が意識的にこれらの簡単なステップを取り入れることで、子どもたちはその無限の可能性を最大限に発揮できるようになるでしょう。


2.2 適切な刺激を受けて能力開発される2歳から5歳まで

2歳から5歳の時期は、子どもたちの考える力と話す力がぐんぐん育つ大切な時期です。この時期に楽しい活動を通じて適切な刺激を提供することは、子どもの成長にとって非常に重要です。ここでは、子どもたちが楽しみながら学ぶためのいくつかの方法を紹介します。

遊びを通じて学ぶ
この年齢の子どもたちは、遊びを通じて色々なことを学びます。パズルや積み木は、子どもが自然と考える力を育て、形や数に親しむ手助けをします。たとえば、積み木で色々な形を作る遊びは、形や大きさを学ぶのに役立ちますし、簡単な数のゲームは数の感覚を楽しく学ばせます。遊びながら、子ども自身が試したり考えたりする機会を増やすことが大切です。

好奇心を育てる環境
子どもが色々なことに興味を持ち、質問することを促すような環境を作りましょう。家で簡単な科学実験をしたり、外での自然散歩で植物や動物について一緒に話をしたりすることが、子どもの観察力を育てます。水を使ったり色々な物を混ぜたりする実験は、物事の原因と結果を学ぶのに適しています。こうした活動は、子どもの好奇心を刺激し、物事を学ぶ楽しさを教えます。

社会的スキルの発達
この時期は、他の子どもたちと遊ぶことで社会的なスキルを学ぶ絶好のチャンスです。一緒に遊ぶことで、順番を待つことや協力して何かを成し遂げることの大切さを学びます。プレイグループや幼稚園の活動は、友達と上手に遊ぶ方法や共感する心を育てるのに役立ちます。

この時期に子どもたちに適切な刺激とサポートを提供することで、自分を表現する力や複雑なことを考える力の基礎が築かれます。親としては、子どもの探究心を大切にし、友達とのかかわり方を学ぶことを励ますことが重要です。遊びと学びを組み合わせることで、子どもたちは楽しみながら多くのことを学び、新しいスキルを身につけることができます。


2.3 考える力がいっそう充実する6歳から7歳まで

6歳から7歳は、子どもたちが学校での本格的な学びを始める大事な時期です。この時期には、考える力や問題を解決する力など、学ぶための大切なスキルが育っていきます。家でのサポートも、この成長を助ける重要な役割を果たします。

日常の中で学ぶ
この年齢の子どもたちは、日常生活の中で様々な基本的な数学や科学の概念を学びます。例えば、料理をしながら分量をはかることは、数の概念を教えるのにぴったりです。また、公園での自然の観察は、子どもたちの科学への興味を引き出し、学ぶ楽しさを教えます。このような活動を通じて、子どもたちは数や科学が日常生活にどのように役立っているかを実感します。

読み書きと数学を組み合わせる
物語を作ったり、日記を書いたりすることで、子どもたちは言葉を使って自分の考えや体験を表現する力を育てます。これは創造性を刺激し、言語能力を向上させるだけでなく、子どもが自分の考えを整理し表現するのに役立ちます。また、パズルやゲームを使って数学の問題を解く活動は、論理的に考える力を養います。このように読み書きと数学を楽しく組み合わせることで、多面的な学びが促進されます。

批判的に考える力を育てる
家での議論やさまざまな話題について子どもに質問することで、物事を多角的に考える訓練をします。子どもが自分の意見を持ち、それを家族や友達と共有することは、社会で生きていく上で大切なスキルです。また、失敗を恐れずに挑戦することの大切さを教えることで、子どもは新しいことにチャレンジする勇気を持つようになります。

この時期に家で行う活動は、学校の学びだけでなく、
将来ずっと続く学びへの愛を育むための基盤を築きます。
子どもが自分で考え、問題を解決する力をしっかりと
身につけることができるよう、日々の生活の中で積極的に
学習の機会を提供しましょう。

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posted by seminar1 at 07:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 新刊
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長いこと教育界に住んでいる爺です。 還暦を過ぎ、ここらでちょいとゆっくりしたいと思ってます。
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