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2019年10月09日

答えが1つとは限らない問題が脳の活性化に役立つ

「頭が良くなる方法」などとネットで検索すると、ズラ〜と出てきますよね。
いろいろな人が様々な方法を提唱していますが、学習指導50年の私なりにこのブログでも記していきたいと思います。

まず最初は、『答えが1つとは限らない問題』に取り組むということです。

小学校でも中学校でも、例えば算数や数学では答えは1つにですよね。
中学生の二次方程式の答えは2つでしょ! というのは無しで。

高校数学では、解無しとか、すべての実数というように、1つとは限らないものも出てきますけど。。。

ですから、中学受験や高校入試では、いかに早くその1つの解答を探すかの勝負となるので、ある意味訓練が必要です。でも、それは過去問だったり、問題集の問題を徹底的に早く正確に解くという訓練ですよね。

私が思うに、人間の脳を活性化するには、同じような問題を繰り返し解くというより、これまで見たこともないような問題に挑戦していくことが大切かと思います。
そのことによって、これまで学習してきたことの情報の蓄積からどう組み合わせて考えていけばよいか脳が活性化するはずです。

さて、それでは、その『答えが1つとは限らない問題』とは、どんなものでしょうか?

1.算数分野
(例題) □×□+□-□=
    □の中に1から9までの数字を一つずつ入れて正しい数式にしましょう。

2.国語分野
(例題)□の中にひらがな1文字を入れて単語を作ります。できるだけ多く考えましょう。
    

など他にもたくさんありますが、それはまたの機会に紹介いたしましょう。

とにかく答えは1つだ!
という固定概念を捨てて考えてみることが、脳の活性化につながるはずです!

近々そのような問題集を出版する予定ですので、その時にはよろしくお願いいたします。
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