2018年02月25日
中部電力がブロックチェーン技術での新システム開発
中部電力が仮想通貨で電力取引
こんにちは、せーたです。
中部電力は、仮想通貨を使った電子決済アプリを開発しました。
既に社内でコーヒー代の支払いに使う実証実験に着手しています。
今後、個人間で簡単に決済できる特長を生かし、家庭の太陽光発電で余った電気を個人同士で売買するシステムの構築などを目指していると明かしました。
実験では、スマートフォンのアプリで利用する中電独自の仮想通貨「カフェエネコイン」を発行。1コイン=1円で換算し、オフィスでコーヒーの購入代金に充てられる。スマホでメニューの紙に印刷されたQRコードを読み取れば決済が完了。社員間での仮想通貨のやりとりも簡単に行うことできます。
コーヒーが何杯購入されたかなどの情報は、仮想通貨の基になるブロックチェーンの仕組みでコインの利用者で共有できます。また、データをサーバーで集中管理していないため、外部侵入による履歴の改ざんが難しく、取引の公正性が確保しやすいです。
これぞブロックチェーン!いろんな場面で技術を生かせそうですよね。さすが非中央集権。
今後、実験で培ったブロックチェーン技術を個人間の電力取引システムの構築に応用できるか検討していくとのこと。
中電が想定するのは、電気が余った家庭から別の家庭や企業に電気を送った場合の電気代の精算であり、個人間の決済が容易な仮想通貨の特長を生かすとのこと。
今後ブロックチェーン技術を使ったシステム、自社通貨が増えてきそうですね。現金を持つ時代はそう遠くない未来に実現する?
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