宿の部屋でパッキングを終えた自分はメインバザールへ行ってみる事にした。入口から中華レストランくらいまでの100mくらいしか歩いてなかったので、奥の方まで行ってみる事にして歩き出した。奥に行くほど、なぜかディープな臭いがしてきた。木陰に座っているインド人達が「こっちに来い!」と声を掛けてきたので「話があるなら、お前が来い!」と暑さのせいか自分はカッカきてしまっていた。店舗が道の両脇にあるのだが、全く必要もない物を半ば強引に店に入れようとする所もあり、歩いていて疲れ果ててしまったので、宿に戻って友人の部屋に行く事にした。友人の部屋の前に来ると相変わらずマリファナの匂いがしている。ノックすると目が真っ赤になっていて、かなり飛んでいるのが分かる。友人は「行動派だねー。毎日どっかしら出掛けていて。。。」と言っていたが、ちょっとくらいは体を動かさないと、気分悪いからね。と返答した。明日の朝、チェックアウトして空港に向かうので遊べるのは今日で最後だね。と話すと、また1人になってしまうのかー。と、ちょっと寂しそうな彼の一面を見る事が出来た。その時、彼は「俺も日本に帰ろうかな。」といきなり話出した。こんな暑い所にいて毎日マリファナやっていても、何も面白くないし日本でまっとうに生きてみるかな。と彼からそんな言葉が出るとは思わなかった。彼は本当に日本に帰るのを決めたらしく、メインバザールにあるチケット屋に行くと言うので2人で外に出る事にした。
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