バスはビーチに向かって移動していた。田舎の風景を走る事、20分ほどでアンジュナ・ビーチに到着。ここがバスの終着点でもあった。降りた所はビーチの手前でレストランがあった。レストランに入ってみると、まだ大学生くらいの日本人と白人が座っているのが目に入った。向こうから挨拶をして来たので、こちらも簡単に挨拶をして、レストランの裏に宿があるのを見つけたので宿のフロントに行ってみた。フロントの人はインド人にしては、やたらと白人に近い肌の色のオバサンで1泊100ルピーと言われたので、さほど高くないのでチェックインをしてバックパックを置いてレストランに向かった。先ほどの2人が、まだいたので日本人の隣に座らせてもらい飲み物を注文した。2人は特に話す事もなく、ボーっとしていて、たまに初老の筋肉質の白人男性が英語で話している。日本人の男性は大学を卒業して旅をしているみたいで、英語はさっぱり分からないので白人男性のトーマスが喋っているだけと話していた。何やら雰囲気が悪いなーと思っていたら、2人は単にマリファナで飛んでいるだけだった。だからボーっとしていたのだ。目の前に座っているトーマスに話掛けると、トーマスはドイツ出身でアンジュナ・ビーチに長い事いて、パスポートも何時か無くしてしまった。と話してくれた。自分もドイツに行った話をしてみたが、ドイツの話が嫌いみたいで、あの国には戻らないと言っていた。最初は変な人だなーと思っていたが、実はレストランの従業員らしくレストランが混んで来ると、レストランの人に働けと怒られていた。トーマスが席を外したので自由に日本語で彼と話す事が出来た。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image