次の日は、朝から凄まじいほど暑かった。外に出るのに勇気がいるほどであった。軽く45℃近いんじゃないのか?と思うほどであり、こんなんじゃ外に出れないので友人が自分の部屋に来て夕方まで過ごそうと話してきた。確かに外に出て5分も歩いていたら、まさに地獄であった。朝から冷たいジュースが欲しくなり、何本も買ってしまっていた。一雨欲しい所だが、インドに入ってからと言うもの、1回も雨に恵まれた日はなく、この地は雨が降らないのかと思わされる感じでもあった。部屋にいても暇で、クーラーなど付いていないのでファンを回して凌ぐ事くらいしか出来ないが、外に出るよりは、まだマシだった。話していても、暑くてぐったりしているだけで、マドラスにいる意味が更になくなったと感じていた。今日はバンガロール行のチケットを買いに行く予定だったが、それだけの事も出来ないほど暑い。結局、夕方になっても暑さは収まらずに、1日中部屋にいて窓の外を見ながら友人と話しているしかなかった。友人もついに、この暑さでは何も出来ないと言って、マドラスを出たいと言って来たが観光名所を回ってから、次の街に移ると話出した。自分はバンガロールへの片道チケットが遠ざかる日となってしまい、飲料水だけしか身体が受け付けずに、その日は終わってしまった。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image