ついつい話こんでしまったせいか、外が暗くなってきたので、自分の宿に帰る事にした。友達になった彼が自分の宿まで同行してくれる事になった。近いので、自分で帰れると思ったが彼が自分の宿も見たいとの事だったので、一緒に行く事にしたが、まだバングラッシーが効いていたので外に出た瞬間方向が分からなくなってしまっていた。正気に戻って記憶の中で帰り道を考えたが、全く分からなくなってしまった。道を歩いているインド人に聞きながら歩く事10分、やっと宿に戻ったと思ったが、なんと宿の名前が一緒の別の宿に着いてしまった。これはマズイと思い、ガートの川を歩きながら自分の宿へと戻る事にした。外は真っ暗になっており、不慣れな場所で迷って歩いていたが、ようやく自分の宿を見つける事が出来た。扉を手で叩いて開けてもらったが、夜は治安が悪いので早く帰って来るように宿の人に言われて、何とか自分の部屋まで辿り着く事が出来た。一緒に同行してくれた彼に感謝をして、部屋を見せて屋上のテラスに行ってみた。欧米人や日本人のバックパッカーが集まって話をしている。この宿のいい所は、このテラスが最高に気持ち良くて知らないバックパッカー達の集いの場所となっている所であった。これ以上遅くなると彼が事件に巻き込まれる可能性が高くなるので、フロントで別れを告げた。自分は再度、テラスに戻り日本人バックパッカーと話す事にした。この宿には女性のバックパッカーが多いみたいで良くインドに1人で来るなー。と感心した。話込んでいる内に、何か波長が合うなと思っていたが、みんなバングラッシーを飲んでいる事に気付いた。ここでは当たり前みたいで、女性が多いのもバングラッシーを飲みに来ている人がほとんどであった。話は夜中まで続いたが、眠たくなった人は自分の部屋に戻り、残っている人で話を続け夜明けまで話をしている人も多いとの事だった。自分も途中で眠たくなってきて、深夜にベッドに入り寝る事にした。今日一日を振り返ってみると、バングラッシーの面白さと怖さを知った1日となった。
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