勢いでバングラッシーを飲んでしまった為に、早く宿へ帰ろうと人混みの中を歩いている時に、日本人男性から声を掛けられた。「すいませんが、日本人ですか?唐突に申し訳ないですが知っていたらバングラッシーの飲める店を教えて欲しいのですが・・・」と言われた。即答で、自分は今そこで飲んできたばかりですよ!と答えて、もし良かったら店まで同行しますよ。と、ほぼ同じ年の彼を店まで案内をした。自分は、どこで記憶がなくなったりするのか不安だったが、とりあえず日本人のバックパッカーといれば何とかなるだろうと考えたのだった。店は4軒横並びにあり、自分が行った店を案内して中に入ったが店主が、また来たのか!と言うので自分は飲まない。と答えたのだが、友達を連れてきてくれたので、自分の分は無料との事で、またミディアムを飲む羽目になってしまった。彼もミディアムを一気に飲んで、一緒に宿に帰る事にしたのだが、彼は昨日にバナラシに着いたばかりで日本人の話相手を探しているので宿に来ないか?と誘われた。断る理由もないので、彼の宿に遊びに行く事にした。彼の宿は自分の宿から近いのを確認して、部屋へと入った。個室のワンベッド、テーブルと椅子があり、自分は椅子に座った。彼は日本からバンコク経由でバナラシに来て、旅を初めてまだ1ヶ月経ってない人であり、自分がどこを旅してきたのか話をしていると、なんか急に体と頭がリラックスしてきて、何を話しても面白くて仕方なくなってしまった。その5分後、彼も突然笑いだした。意識はハッキリしているのだが、なぜか可笑しくて笑いが止まらない。バングラッシーを飲んだあとの帰り道でジュースを買ってきたのだが、これが美味しくて癖になりそうだった。聴覚、味覚が敏感になっているのだろうと感じた。彼との話は盛り上がり、部屋のファンでは暑くてたまらなかったのだが、そんな事も忘れて話こんでしまった。
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